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Vol.114 アマンダ・バインズ、メルトダウンへのカウントダウン

2014年9月30日
アマンダ・バインズ WENN.comアマンダ・バインズ WENN.com
「Vol.113 若手セレブたちが大好きな、アマンダ・バインズとは!?」からの続き

ジョン・トラボルタのグラマラス女装が話題となった大ヒット映画「ヘアスプレー」(2007)で、主人公の親友ペニー役を演じたアマンダ・バインズ。あの頃のアマンダはとても輝いており、次世代のハリウッドを担う若手スターだと高く評価されていました。

黒人に対する人種差別があった60年代のアメリカが舞台の「ヘアスプレー」で、黒人青年と恋に堕ちるという難しい役どころを深刻になり過ぎないよう演じられたのも、明るくコミカルな演技の得意な彼女だったからこそだと言われています。

あれから7年。アマンダは表舞台から姿を消してしまいましたが、今なお多くの若者たちから「大好き!」だと支持を集めています。

今回もそんなアマンダ・バインズをご紹介します!


■安定した評価を得るように

ニコロディオンの「アマンダ・ショー」(1999~2002)が大ヒットし、喜劇子役としてトゥイーンやティーンたちから爆発的な人気を博すようになったアマンダ。WBネットワークで放送された「恋するマンハッタン」(2002~2006)も好評で、一躍お茶の間の人気者となりました。

青春ラブコメディ「アメリカンピーチパイ」(2006)で映画女優としても認められるようになったアマンダは、その翌年、2007年にミュージカル映画「ヘアスプレー」に出演。ジョン・トラボルタ、クィーン・ラティファ、ミシェル・ファイファーという大御所たち、人気絶頂だったザック・エフロン、ぽっちゃりがキュートだと大注目されたニッキー・ブロンスキーという、誰もかれもが輝くものを持っている個性派役者の中で、アマンダはしっかりと与えられた役を演じ、確実に女優としてスキルアップしていると絶賛されました。

次はどんな作品に出演するのか。アマンダはそんな風に期待を込めて注目される女優になっていったのです。


■デザイナーとしての才能も発揮

同年、アマンダは7人のオタクたちを従える学園版白雪姫「シドニー・ホワイトと7人のオタク」に主演。この作品も彼女にとって当たり役だと言わました。

波に乗ってきたアマンダは、2007年8月。庶民的な価格のファッションを提供をすることで人気のチェーン店「Steve & Barry」とタッグを組み、Dear by Amandaというクロージングラインをリリースしました。健康的でスポーティーで着心地がよく、なおかつオシャレというアマンダのデザインは好評で、デザイナーとしてもなかなかだと評価されました。


■苦い恋愛を経験

2008年になりアマンダは映画の仕事を急にしなくなりました。出演したのはTV映画1本とアニメの声を演じたのみ。実はこの頃、彼女はデザイン業に面白さを感じるようになっていたのです。

「ファッションショーで見るような服を、低価格で提供したい!」という目標をつくり、フェミニンでボヘミアンな服も手がけるようになったアマンダは、フレグランスやメイクアップもリリースしたいと強い意欲を見せていました。

プライベートでは野球選手のダグ・ラインハートとの交際を開始。ダグはローレン・コンラッドと付き合っていたイケメン。2人の熱愛ぶりにタブロイドは色めきましたが、呆気なく破局してしまいました。ダグはその後、パリス・ヒルトンと交際。パリスのためにアマンダを捨てたのだという噂も流れました。


■突然の女優引退宣言

2008年末に受けた雑誌のインタビューで「レネー・ゼルウィガーのように、世間をびっくりさせるような役を演じてみたい」と発言していたアマンダ。しかし、2009年にもビビッとくるような役にはめぐり合えず、2010年にTwitterで、「女優でいることは、みんなが思っているほど楽しくないのよ」「24歳で引退するのは早すぎると分かっている。でも、引退するわ」とツイート。突然引退宣言をし、世間を驚かせました。

しかし、数週間後には、「引退はしてないですよ」というツイートを投稿。エマ・ストーンとの競演映画「小悪魔はなぜモテる?!」のトレーラーを貼り、ファンを混乱させました。

今振り返ってみれば、この2007年、2008年が、アマンダのメルトダウンの始まりだったといえるでしょう。本人の希望とは裏腹にセクシーな役をオファーされるなど、彼女はだんだんハリウッド業界に不満と憤りを抱くようになっていったのです。


<次回は、アマンダにとって壮絶すぎた2012年、2013年を振り返ります。お楽しみに!>


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