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アカデミー賞候補のパレスチナ人監督がLA空港で拘留される大騒ぎ! マイケル・ムーア監督が憤慨

2013年2月21日
イマード・ブルナート, マイケル・ムーアイマード・ブルナート, マイケル・ムーア
米PerezHiltonより
2月24日に予定されているアカデミー賞授賞式に出席するためアメリカを訪れたパレスチナ人監督のイマード・ブルナートが、ロサンゼルス国際空港に拘留されていたことが明らかになった。

TMZのインタビューによると、イマードは入国審査の際に携帯電話の中に保存されていた授賞式の招待状やホテルの予約を見せたが、アカデミー賞候補だとは信じてもらえず、別室に入れられて、指紋を2回もとられた挙句、本国へ強制送還すると脅されたという。

【動画】イマード・ブルナート監督「謝罪もされなかった」


イマードは、同じ監督同士で知人のマイケル・ムーア監督にメールを送り、助けを呼ぶ。マイケルはアカデミー賞関係者に電話をし、弁護士の力を借りる事でようやくイマードは開放された。

1時間半も空港に拘留されていたイマードに、空港は謝罪をしなかったという。

マイケル・ムーア監督はこのことについて皮肉を込めた発言をツイッターにのこしている。

「どうやら入国審査員はパレスチナ人がオスカー候補になるなんて全く理解できなかったんだろうな」「ようこそアメリカへ」

ブルナート監督が制作した映画「壊された5つのカメラ」は、パレスチナで起こっている非暴力運動の7年間をとらえたドキュメンタリー作品で、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされている。