クリスチャン・ベールとトム・ハーディが同じタイトルの異なる映画で「エベレスト」登頂対決!?

同時期に2つの似ている題材を扱う映画が制作されることがハリウッドではたまにあるが、また新たな2つの映画が競い合うことになりそうだ。

米Perez Hiltonによると、映画「ダークナイト」に主演したクリスチャン・ベール(39)が「Everest」という映画の出演交渉に入っているようだ。これは1996年に起きた登山隊の実話を描く作品。吹雪のために身動きがとれず、登山隊は取り残されてしまう。8名の死傷者を出した悲劇の話である。

問題なのは、同名の映画、しかも似た内容の映画の計画が同時進行中であるということだ。

「ダークナイト ライジング」でクリスチャン・ベールと共演したトム・ハーディ(35)が暫定的なタイトルではあるが、クリスチャンが出演交渉を行っている映画と同名の新たな映画「Everest」へ出演することになっている。

トム・ハーディが出演する方の「Everest」は1924年に起きた登山隊の実話を描く作品。英国人登山家が3度目のエベレスト登頂の最中に行方不明となってしまう。彼の死体は1999年に発見されたが、登頂の夢を達成したかは誰もわかっておらず、こちらも悲劇の物語となっている。

72年の差はあれども、エベレスト登頂の悲劇を描く両作品は、非常に似かよったものになる可能性が。

過去には、隕石あるいは彗星の衝突にる地球の危機を描いた「アルマゲドン」(1998)と「ディープ・インパクト」(1998)、昆虫の生活を描いたアニメーション映画「バグズ・ライフ」(1998)「アンツ」(1998)がほぼ同時期に公開され、話題を呼んだ。

過去のこれらの作品は似かよった内容ながらも結果としてはいずれも良好な興行成績を残した。今回の「エベレスト」対決でも、両者ともよい結果を出せるか注目だ。