米NBCがTV版「アバウト・ア・ボーイ」の放送を決定! J.J.エイブラムス監督制作ドラマも

米放送局NBCが5つの新ドラマについて今秋からの放送を正式に決定した。

注目は、「ロズウェル/星の恋人たち」で製作総指揮を務めたジェイソン・ケイティムズが手掛けるテレビ版「アバウト・ア・ボーイ」。2002年に公開され、大ヒットを記録したヒュー・グラント主演の映画「アバウト・ア・ボーイ」のリメイク版となる。映画「バーレスク」のデヴィッド・ワルトンが、ヒュー・グラントが演じた独身男性ウィルを演じ、映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でヒロインを演じたミニー・ドライヴァーが同ドラマのヒロインを演じる。

加えて、映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」でメガホンを取ったJ.J.エイブラムスが、映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督とタッグを組み、手掛ける新ドラマ「Believe」の放送も決定。同ドラマは特殊能力を持つ少女と、刑務所から出所し少女を守る任務を課された男との奇妙な関係を描くアクション・サスペンス。エイブラムスが手掛けた映画「SUPER8/スーパー8」に出演しているジェイク・マクラフリンが少女を守る男を演じる。

その他、放送が決定した新番組は以下のとおり。

人気ドラマ「Xファイル」のジリアン・アンダーソンが出演する、ワシントンDCを舞台に、大統領を含む有力者たちを脅迫する国際的陰謀を描く「Crisis」。

人気コメディ「ふたりは友達?ウィル&グレイス」のショーン・ヘイズが製作総指揮、脚本を務め、14歳になる娘と怒りっぽい上司相手に奮闘する父親役も演じるコメディ「Sean Saves the World」。

数多くのTVドラマに出演しているJ・K・シモンズが父親を演じる、離婚によってかえって絆が深まる家族の様子を描くコメディ「The Family Guyide」。

このほかNBCはすでに大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのマイケル・J・フォックス主演のコメディの放送を決定。しかしながら、去年ケビン・コスナー主演のミニシリーズとして制作され大ヒットした「宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ」の現代版リメイクの放送は見送ると発表した。