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人気海外ドラマ「ファミリータイズ」のクリエーターが死去、マイケル・J・フォックスが追悼

2013年6月26日
人気俳優マイケル・J・フォックスの出世作で、80年代を代表する大ヒット・シットコム「ファミリータイズ」のクリエーター、ゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグが、6月23日に他界した。享年68歳。

米TVガイドによると、ゲイリーは23日、闘病生活を送っていたカリフォルニア州サンタバーバラ・モンテシートで亡くなった。死因は、脳がんによる合併症だと見られている。

ニューヨーク州ブルックリン生まれのゲイリーは、70年代に「ボブ・ニューハート・ショー」「The Last Resort」など、テレビドラマの脚本を手がけるようになり、「事件記者ルー・グラント」でエミー賞獲得。1982年に、初シリーズとなる「ファミリータイズ」をスタートさせ、これが大ヒットとなった。マイケル・J・フォックスは同作で、エミー賞を3つ獲得。7シーズン放送された作品も、7つエミー賞を受賞した。

1991年、ゲイリーは50年代が舞台の、自伝とフィクションを結合したドラマ「Brooklyn Bridge」を制作。2シーズンで打ち切りとなったが、批評家は高く評価し、ゴールデン・グローブ賞を獲得した。1996年にはビル・ローレンスと組み、「スピン・シティ」を制作。「晩秋」(1989)、「バイバイ・ラブ」(1995)、「理想の恋人.com」(2005)など、ヒット映画も手がけた。

「ファミリータイズ」「スピン・シティ」で共に働いたマイケルは、「師匠であり、恩人であり、パートナーであり、第二の父であり、そして、親愛なる友であるゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグに、心をこめてさよならを伝えたい」という声明を発表。「彼は、類まれなる才能と寛大なスピリットで、多くの人に感動を与えてきた。彼は私の人生を大きく変えた人だ。(ゲイリーの妻である)ダイアナと家族にお悔やみ申し上げます」と、恩人の死を惜しんだ。
 
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