「フレンズ」マット・ルブランクまた告訴

米NBCネットワークの人気ドラマ「フレンズ」と「ジョーイ」でジョーイを演じてブレイクしたマット・ルブランクが契約違反で告訴された。

訴訟は1994年にマットのマネージャーだったカミーユ・セリオという女性によりアメリカ現地時間27日起こされた。訴訟状と共にロサンゼルス上位裁判所に提出されたマットとカミーユが1994年に交わした契約書には「Friends Like Us」パイロット/シリーズ、ドラマに関連する仕事で得た収入の15%をカミーユに支払うと記されており、カミーユはマットが「フレンズ」とスピンオフ「ジョーイ」で得た収入のうち15%をコミッションとして得る権利があると主張。マットは2000年以降支払いを停止しており最低でもUS100万ドル(約1億1千500万円)が未払いになっている、としている。

「Friends Like Us」は「フレンズ」のオリジナル・タイトル。

カミーユは今回「契約違反」と「不公正な取引法」でマットを告訴しており、裁判ではマットがいくら「フレンズ」と「ジョーイ」で収入を得ているのか正確な額が明らかにされると見られている。

「フレンズ」は1994年から2004年まで放送されていた大ヒットドラマ。エミー賞には63部門でノミネートされ、うち6部門で受賞。マットはコメディシリーズ部門主演男優賞に3回ノミネートされている。

マットは昨年、ストリッパーから名誉毀損罪で訴えられており2年続けて告訴されることなってしまった。