「フレンズ」マシュー・ペリーの新作コメディ放送決定

米三大ネットワークの一つABCは、マシュー・ペリーの新作ドラマ・パイロットを制作する。

米Varietyによると、人気コメディ「フレンズ」のチャンドラー役でブレイクしたマシュー・ペリーが脚本執筆と製作総指揮、そして主役出演する新作コメディ「Mr.Sunshine」のパイロットを、ABCネットワークが正式に制作発注した。同作品は、サンディエゴを舞台に、スポーツ・アリーナのマネージャーとして働く自分勝手な男性が、40歳の誕生日に人生を見つめ直すという物語。

パイロットは今秋放送され、「フレンズ」「Studio 60 on the Sunset Strip」を手がけたトーマス・シュラムが監督とプロデューサーを務めるほか、人気コメディ「’Til Death」を手がけるアレックス・バルノフとマーク・ファイヤーも脚本家と製作総指揮として参加する。

同局は「フレンズ」でモニカ役を演じていたコートニー・コックス主演のコメディ「Cougar Town」のシーズン2放送を決定したばかりで、マシューの新作コメディも高視聴率が期待されている。

「フレンズ」でエミー賞コメディ部門主演男優賞にノミネートされたこともあるマシューは、「ザ・ホワイトハウス」でのゲスト出演が高く評価され、2年連続でエミー賞ドラマ部門ゲスト男優賞にもノミネートした。2006年に出演したTV映画「先生はあきらめない ロン・クラーク物語」はエミー賞だけでなく、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。しかし、その後スタートしたNBCのコメディ「Studio 60 on the Sunset Strip」は視聴率が低迷し、シーズン1で打ち切り。次の作品が注目されていた。
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