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ボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラが脱退と報道

2013年8月26日
アメリカの人気バンド、ボン・ジョヴィの リードギターを30年間務めてきたリッチー・サンボラ(54)が、同バンドを脱退したと報じられた。米USウィークリーが伝えた。

ボン・ジョヴィは、今年2月から「Because We Can」ツアーを開始したが、リッチーは4月に入ってすぐに、「個人的な問題」を理由にツアーを離脱。リーダー兼ボーカルのジョン・ボン・ジョヴィが、アルコール問題が原因だとほのめかす発言をすると、リッチーはこれに激怒したと伝えられるなど、リッチーの離脱は、長年に渡るジョンとの不仲が原因なのではないかと噂されていた。

米USウィークリーの関係者への取材によると、リッチーはバンドを脱退したことが確認されたという。関係者によると、リッチーが絡む問題の多くは文書によって裏付けされているため、リッチーはバンドを脱退することがベストだと判断したのだという。ボン・ジョヴィの広報はコメントを出していない。

この情報を最初にスクープしたRumorFixによると、リッチーは今後も、作曲した作品の印税や、バンド関連商品の分け前は得ることになっているとのことだ。

1983年に結成され、翌年、アルバム「夜明けのランナウェイ」でメジャーデビューしたニュージャージー出身のボン・ジョヴィは世界的な人気を誇るバンドに成長。これまで12作のアルバム、3作のコンピレーション・アルバム、2作のライブ・アルバムをリリース。世界で1億3000万枚のアルバムを売り上げ、50カ国を超える国でコンサートを行ってきた。2009年にはジョンとリッチーが、"作曲家の殿堂入り"をし、大きなニュースになった。

今年12月には3年ぶりの来日公演が控えているボン・ジョヴィだが、かつて栄光を極めたジョン&リッチーの姿を揃ってみることは、もはやかなわぬ願いなのか。
 
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