「キック・アス」クロエ・モレッツはプライベートでも強かった！「ゲイの兄をいじめる人は絶対許さない」

映画「キック・アス」のヒットガール役で知られている女優のクロエ・グレース・モレッツ(16)が、雑誌Seventeen誌のインタビューに応えた。

全米公開を控えた最新作「キャリー」のメインテーマがいじめということで、クロエはSeventeen誌10月号のなかで、家族に対するいじめには徹底的に対抗すると話している。

4人の兄のうち2人のゲイの兄を持つクロエは、「大人になって、対処の仕方を学ぶまで、2人のゲイの兄たちはひどい扱いを受けていたわ」と告白。続けて、「兄たちのことを悪く言う人は、私の人生からいなくなってもらうし、関わったりしない」と兄弟に対するいじめを断固として許さない、優しくそして強い姿勢を見せた。

彼女にとって、家族は友人や恋人よりも大事な存在だ。それは、昔から母親より「血は水よりも濃い」と教えられ、家族ののつながりほど強いものはないと考えているからだ。

「私たち家族のつながりを他の人たちが理解するのは難しいでしょうね。だって、私たち家族はおかしいぐらいにとっても仲がいいの。周りからしたら変に思われるかもしれないけれど、それが私たちなのよ」

また、クロエは友達選びも慎重で、自身と同じ価値観を持つ人々といられるようにしているという。

「私と友人の共通点は、お互い何かを必死に成し遂げようとしているってこと。良い大学に行きたい、作家になりたい、デザイナーになりたい・・求めるものは何であれ、みんな自分が欲しいものがわかっていて、そのために努力をしているの」

家族思いで、目標をしっかり持つクロエ。その芯の強さが16歳という若さで、ハリウッドでの成功へ導いたのだろう。

リメイク版「キャリー」は11月8日(金)に、「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」は2014年2月に日本公開予定。