「SHERLOCK」マーティン・フリーマンが米ＴＶシリーズ「Fargo」に出演決定

「SHERLOCK/シャーロック」や「ホビット 思いがけない冒険」などで知られるマーティン・フリーマンが、米放送局FXのテレビドラマ・シリーズ「Fargo(原題)」に出演することがわかった。米Deadlineが伝えた。

「Fargo」は全10話構成のシリーズドラマ。1996年に公開され、アカデミー主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)と脚本賞(ジョエル&イーサン・コーエン)を受賞したコーエン兄弟の同名映画「ファーゴ」にインスパイアされた作品。

マーティンが演じるのは、レスター・ナイガードという小さな田舎町に住む妻の尻にしかれた生命保険の外交員役。共演のビリー・ボブ・ソーントン演じるローン・マルヴォという謎めいた人物に出会い、人生が一転する。

マーティン演じるレスターは、映画「ファーゴ」でウィリアム・H・メイシーが演じたジェローム・“ジェリー”・ランディガードのような存在になるようだ。

新たに製作される「Fargo」では、実際の犯罪をもとにした全く新しいストーリーになるが、トレードマークのブラックユーモアや殺人事件、「ミネソタナイス」といわれる田舎町の礼儀正しく、控えめで温厚な人々の性質はそのまま引き継いでいる。

「The Usuals(原題)」「My Generation(原題)」などのテレビシリーズを企画したノア・ハウリーが脚本を手掛け、コーエン兄弟らとともにエグゼクティブ・プロデューサーも務める。