第14回SAG賞発表

アメリカ現地時間の1月27日、ロサンゼルスのシュライン・エクスポジション・センターにて第14回SAG賞(Screen Actors Guild Awards:全米映画俳優組合賞)が発表された。

昨年、多くのファンに惜しまれつつも終了した「ザ・ソプラノズ～哀愁のマフィア」がドラマ部門キャスト賞、男優賞、女優賞全てを見事受賞。ジェームズ・ギャンドルフィーニは感無量という表情を浮かべ、「ソプラノ・ファミリーが公式に集結するのはこれで最後になる」「この賞は10年間共に過ごした彼らに捧げるものだ」と、イーディ・ファルコは「全ての役者が、私のように素晴らしいファミリーの中で働けるという幸運に恵まれますように」と喜びの言葉を述べた。

また、コメディシリーズ男優賞、女優賞は「30 Rock」のアレック・ボールドウィンとティナ・フェイが、キャスト賞は「The Office」が獲得した。

今年に入り、ピープルズ・アワード賞、ゴールデン・グローブ賞授賞式が全米脚本家協会のストライキの影響で立て続けに開催中止となったため、今回のSAG賞授賞式はレットカーペット等が大いに注目され豪華な式典となった。


◇TV部門での受賞者は以下の通り。
(「◎」がついたものが受賞者・作品)

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■男優賞(ドラマシリーズ)
◎ジェームズ・ギャンドルフィーニ　「ザ・ソプラノズ～哀愁のマフィア」(HBO)
マイケル・C・ホール　「DEXTER」(Showtime)
ジョン・ハム　「Mad Men」(AMC)
ヒュー・ローリー　「HOUSE」(FOX)
ジェームズ・スペイダー 「ボストン・リーガル」(ABC)

■女優賞(ドラマシリーズ)
グレン・クロース　「ダメージ」(FX)
◎イーディ・ファルコ　「ザ・ソプラノズ～哀愁のマフィア」(HBO)
サリー・フィールド　「ブラザーズ&シスターズ」(ABC)
ホリー・ハンター　「Saving Grace」(TNT)
キーラ・セジウィック　「クローザー」(TNT)

■男優賞(コメディシリーズ)
◎アレック・ボールドウィン　「30 ROCK」(NBC)
スティーブ・カレル　「THE OFFICE」(NBC)
リッキー・ジャベイス　「エキストラ:スターに近づけ!」(HBO)
ジェレミー・ピーヴン　「アントラージュ　オレたちのハリウッド」(HBO)
トニー・シャルーブ　「モンク」(USA)

■女優賞(コメディシリーズ)
クリスティーナ・アップルゲート　「Samantha Who?”」(ABC)
アメリカ・フェレーラ 　「アグリー・ベティ」(ABC)
◎ティナ・フェイ　「30 ROCK」(NBC)
メアリー・ルイーズ・パーカー　「WEEDS ママの秘密」((Showtime)
ヴァネッサ・ウィリアムズ　「アグリー・ベティ」(ABC)

■キャスト(ドラマ部門:Ensemble of a Drama Series)
「ボストン・リーガル」(ABC)
「クローザー」(TNT)
「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」(ABC)
「Mad Men」(AMC)
◎「ザ・ソプラノズ～哀愁のマフィア」(HBO)

■キャスト(コメディ部門:Ensemble of a Comedy Series)
「30 Rock」(NBC)
「デスパレートな妻たち」(ABC)
「アントラージュ　オレたちのハリウッド」(HBO)
◎「The Office」(NBC)
「アグリー・ベティ」(ABC)

■男優賞(TVムービー、ミニシリーズ)
マイケル・キートン　「The Company」(TNT)
◎ケヴィン・クライン　「As You Like It」(HBO)
オリヴァー・プラット　「The Bronx Is Burning」(ESPN)
サム・シェパード　「Ruffian」(ABC)
ジョン・タトゥーロ　「The Bronx Is Burning」(ESRN)

■女優賞(TVムービー、ミニシリーズ)
エレン・バースティン　「For One More Day」(ABC)
デブラ・メッシング　「The Starter Wife」(USA)
アンナ・パキン　「Bury My Heart at Wounded Knee」(HBO)
◎クイーン・ラティファ　「Life Support」(HBO)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ　「The Fever」(HBO)
ジーナ・ローランズ　「What If God Were the Sun?」(myLifetime)