「アントラージュ」映画化がいよいよ本格始動か

2004年から2011年まで放送されていた人気ドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」の映画化が、実現に向けて動き出していることが明らかになった。

ハリウッドで成功を収めた若きイケメン俳優と、マネージャーを務める親友、売れない俳優の兄、音楽プロデューサーらの友情を描いた「アントラージュ★オレたちのハリウッド」は、ハリウッドの裏事情を赤裸々に描いたドラマとして大ヒット。ハイパーな敏腕マネージャーがリアルだと評価されたり、豪華ゲストがさりげなく出演したり、業界人御用達の店や常連レストランなどが登場するなど、話題のドラマとなった。番組は2011年に放送終了したが、キャストやプロデューサーは映画化する可能性を示唆し続けており、いつ実現するのかが注目されていた。

ドラマの主要キャラクター、エリック・マーフィー役を全シーズン通して演じたケヴィン・コナリーは、米TMZの取材に対して、「あぁ、実現するよ」「ややこしくはあるけどね。でも、オレは出るよ」と発言。早ければ、来年の1月にも「アントラージュ★オレたちのハリウッド」映画版の撮影を開始することを明かした。

また、ケヴィンは、出演しない俳優がいるのではないかという噂を否定。「いや、みんな出るよ。楽しみだよ・・・ 1月にみんなで撮影するんだ。公式じゃないけれどね、やるよ」と述べた。

映画化がなかなか実現しなかったのは、レギュラー出演していた俳優のうちの何人かが、出演料を上げるよう求めているからで、映画には全員出ないのではないかという噂が流れていた。先日、映画化の時期について質問された、製作総指揮者のマーク・ウォールバーグが、「奴らが金、金って言わなくなったらな」「映画化はファンのためにするのだし」と暴露したからだ。

マークのこの発言を受けて、ヴィンス・チェイス役のエイドリアン・グレニアーは、「オレは金を問題にすることはない。これまでも、これからもだ。オレは野郎たち(キミを含め、ね)を守っていくし、みんなが平等に扱われるよう働きかけるよ。誰にも利用されないようにね」とTwitterでコメント。「みんな、今すぐ、ドラマのシーズン1から順に見てくれないか。シーズン8の最終話を見終わる頃には、きっと映画の撮影を開始させているから」ともツイートしており、ファンは映画が実現する日も近いのではと大喜びしていたところだった。