マイリー・サイラス、北米ツアーのコンセプトを明かす

マイリー・サイラスが最新アルバム「Bangerz」を引っさげて開催する北米ツアーには、たくさんの動物が登場するようだ。

「私たちのツアーは、まさに動物に基づいたものになるの」とマイリーは明かした。登場する生き物の多くは、1990年代に人気を博したアニメーション『レンとスティンピー』のクリエイター、ジョン・クリックファルシによってデザインされた「想像上の動物」とのこと。「彼のアートは、今回のツアーの大きな原動力よ」と説明している。

それに加え、マイリーはツアーにたくさんの私物を持参し、コンサートの最中にファンにプレゼントするつもりだ。

「私はちょっと収集癖があるから、ファンにもそうなってほしいの。そのためにはリアルなものを与えたいのよ。多くのアーティストがグッズ売り場で販売するようなものを、会場でばらまくつもりよ」とマイリーは語った。

「これはうちのママの1番の悪夢なの。私はいつもコンサートに行ってもらったものを集めているのよ。みんなは紙ふぶきを記念に取っておくものだけど、私は何かリアルなものをあげたいわ」

2月14日にカナダ・バンクーバーでスタートする北米ツアーは、「We Can’t Stop」のミュージックビデオや賛否両論を呼んだ「MTV Video Music Awards 2013」でのステージを担当した、ダイアン・マーテルが手掛ける。衣装はマーク・ジェイコブスやザ・ブロンズ、ジェレミー・スコットらが担当する予定だ。

サイラスはまた、自分自身のキャラクターをからかってしまおうと企んでいる。

「私は自分自身を笑い飛ばすことも苦じゃないの。だから、人から見た自分をさらに大げさにして、自分自身のキャラクターを演じるつもりよ」と彼女は説明した。

「ここ1年間、私は何よりもそういったことを表現してきたように思うわ。今回のショーでも、楽しくてお気楽な雰囲気を表現するつもりよ…間違いなく子猫ちゃんも登場するわ(註:サイラスは昨年開催されたアメリカン・ミュージック・アワードにて、子猫のビジュアルをバックにパフォーマンスを披露して話題を集めた)」
(MTV News)