ミック・ジャガー、恋人の死を「まだ理解できない」 ザ・ローリング・ストーンズはツアーキャンセルを決定

3月17日、長年の恋人を亡くした、大御所ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガー(70)が、公式声明を発表。バンドは現在行っているツアー「14 オン・ファイアー ジャパン ・ツアー」オセアニア公演のキャンセルを発表した。


3月17日、ツアーのために訪れていたオーストラリアで、恋人でファッションデザイナーのローレン・スコット(享年49)の死を耳にしたというミック。明けて18日、ミックは自身のフェイスブックページに、在りし日のローレンの写真を投稿。突然の悲しい報せに戸惑う心境を吐露している。

「わたしは、愛する女性であり、最高の友人が、何故こんなにも悲劇的な方法で人生を終わらせてしまったのか、まだ理解できないでいます」
「わたしたちは何年間も、ともにかけがえのない時間を過ごし、お互いの人生を素晴らしいものにしてきました。彼女は偉大な存在でした。その才能はわたしだけでなく多くの人に賞賛されてきました」
「皆さんの彼女への弔いや、これまで受け取ったわたしを応援するメッセージに感銘を受けています」
「永遠に彼女を忘れません　ミック」

また、ミックの代理人は、一部で流れたローレン死去の前に、ふたりが破局していたというウワサを、「完全に事実とは異なる」と否定している。

ミックの言葉通り、マドンナ(55)や、ミシェル・オバマ大統領夫人(50)、アンジェリーナ・ジョリー(38)など、大物セレブを顧客に持つ人気デザイナーだったローレンさんだが、米TVLineが伝えたところによると、彼女の会社は600万ドル(およそ6億円)の負債を抱えていたとされている。

一方、ミックがフロントマンを務める「ザ・ローリング・ストーンズ」は、この訃報を受けて、3月19日から4月5日にかけて、オーストラリアとニュージーランドで開催予定だった、全7公演の延期を発表。同バンドの公式サイトでは、この知らせとともに、「メンバー全員、この難局を支えてくれるすべてのファンに感謝するとともに、この報せの意味を理解してくれることを望んでいる」と、ミック他、キース・リチャーズ(70)ら全員の思いを記している。