「ウォーキング・デッド」ノーマン・リーダス、実は実生活では弱っちいヤツ！？

大ヒット海外ドラマ「ウォーキング・デッド」でダリル・ディクソンを演じ、日本でも人気を博しているノーマン・リーダスだが、愛用のボウガンで冷静沈着にゾンビを仕留め、仲間を率いる番組でのキャラクターとは対照的に、実生活ではダリルの面影は全くないそうだ。米Peopleが伝えている。

先週8日に開催された「Guys’ Choice Awards」で“The Biggest Ass-Kicker(一番攻撃的なヤツ)”に選ばれたノーマン・リーダスは、Peopleのインタビューに対し、「この前、指の先端をザックリ切っちゃって赤ん坊のように泣いたよ。俺は完全な弱虫だよ」と、ダリルっぽさを全く感じさせないエピソードを漏らした。

「これって、全然『攻撃的なヤツ』って感じじゃないだろ?」とジョークを飛ばす彼は、「ボウガンをあげれば誰だってイカしたヤツに見えるんだぜ」と加えている。

さらに、「ウォーキング・デッド」の撮影について、「番組で縫ったこともあるし、目にアザも作ったよ。正直、俺は結構まぬけなんだ」とテレビで見るダリルのイメージとはかけ離れたエピソードを次々と披露した。

インタビューの中で、リーダスは14歳の愛息、ミンガス君のことについても語っている。

「俺とミンガスはクローゼットの服を減らしているところで、何を捨てられるか考えていたんだ。そうしたら、(ミンガス君が)ダリル・ディクソンの服の山を作ってきたんだ。俺は『おい、それ本当に捨てちゃうのかよ?』って感じだったよ」

そんなミンガス君は「ウォーキング・デッド」に興味津々なようで、「今、ミンガスは監督になりたいみたいだよ。ミンガスは番組(「ウォーキング・デッド」)を見て、批評してくれるんだ。俺が何をすべきだったか教えてくれるんだよ」

子供に一本取られている様子のリーダスだが、最後にやり返してやるのはリーダスの方だそう。「ミンガスのベッドの横にはアンプとギターがあるから、馬鹿でかい音であいつを起こしてやるんだ。俺が『演奏』すると、あいつは『勘弁してよ、父さん、(楽器を)置いて、もうバカなことをしないでよ』って言いたそうに俺のことを見るんだ」と語っている。子供がかわいくて仕方がない様子のリーダスは、最後にミンガス君のことを「今までに会った中で一番クールなヤツ」と付け加えている。

実生活での意外な一面を見せてくれたリーダス。こういったところも彼の人気の理由の一つなのかもしれない。