「シェキラ！」ロッキー役ゼンデイヤ、遺族とのゴタゴタ劇続く歌姫アリーヤのＴＶ映画を降板へ

22歳でこの世を去ったR&B界の歌姫アリーヤを描くTV映画「Aaliyah: Princess of R&B(原題)」で、主演を務めることが決定していた若手女優ゼンデイヤ(17)が同作から降板することが明らかになった。


ゼンデイヤは、米ディズニー・チャンネルのドラマ「シェキラ!」で完璧主義な女の子ロッキーを演じ、ティーンの間から絶大な人気を獲得した人物。歌手としても活動するほか、つい先日にはマドンナが手がけるファッションブランド「Material Girl」の広告塔に起用されたことが決定。また、主演を務めるディズニー・チャンネルの新作ドラマ「K.C. Undercover」の放送が控えるなど、今後の活躍が期待されている。

米Hollywood Lifeによると、ゼンデイヤは主役に抜擢されていた米ケーブル局「Lifetime」制作のTV映画「Aaliyah: Princess of R&B」から降板したことを自身のツイッターで発表。降板後も、アリーヤへの敬意は変わらないことを述べている。

「ゼンデイヤにとってアリーヤは常にインスピレーションの源となってきました。ゼンデイヤはアリーヤを演じること、彼女に敬意を表することができ光栄でした…」

一方、放送局である米Lifetimeも6月29日、ゼンデイヤの降板を正式発表。「残念ですが、ゼンデイヤはアリーヤ役から降板することになりました。現在、制作は保留状態となっています」との声明を発表している。

今月中旬、若手女優ゼンデイヤ主演で制作することが発表された、R&B界の歌姫アリーヤ(享年22)の伝記映画「Aaliyah: Princess of R&B」。この抜擢を受け、ゼンデイヤ本人はツイッターを通じ、光栄である旨を述べたが、その直後、米TMZは、アリーヤの遺族が伝記映画(TV映画)の制作に憤慨していると報じ、制作が危ぶまれていた。