オプラ・ウィンフリーがHBOと契約

1986年から続いている国民的トーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」の司会者オプラ・ウィンフリーが、米HBOチャンネルと契約を結んだことが明らかになった。

米Varietyが報じた内容によると、HBOがオプラが設立した制作会社ハーポ・フィルムズとABCネットワークの契約が切れるのを見越してクリエイティブ契約を結んだ。今後、ハーポ・フィルムズはHBOで放送されるドラマ・シリーズやミニシリーズ、ドキュメンタリーなどを手掛けることになるという。

ハーポ・フィルムズの広報は、ネットワーク・チャンネルでは放送が難しい番組も、HBOなら制作できるという点から同チャンネルと契約を結ぶことを決断したとコメントしている。

アメリカで最も視聴されているトーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」で大ブレイクしたオプラは、知名度を利用した慈善活動などを展開し女性から絶大的な支持を得るようになった。「オプラ・ウィンフリー・ショー」の年間報酬は2億6000万だと報じられており、多方面に大きな影響を与える人物として認知されている。また、プロデューサーとして数多くの番組を手掛けており、デイタイム・エミー賞とプライムタイム・エミー賞の双方を受賞している。