映画「ゾンビスクール！」イライジャ・ウッド自室の幼少期写真、実は本人の写真だったことが判明

イライジャ・ウッドが主演する映画「ゾンビスクール!」がシネマサンシャイン池袋ほか全国開校中だ。

小学校の給食に出てきたチキンナゲットをきっかけにキッズゾンビが大繁殖! キッズゾンビとイカれた教師たちが繰り広げる学級崩壊ゾンビコメディで、イライジャ扮するクリントの自室のシーンで、幼少期のクリントの写真が映るが非常にイライジャに似ているので、本国権利元に確認をしたところ本人の写真であることが判明。

そして今回、そんなイライジャの華麗なる経歴を掘り下げた。

イライジャが演じるのは、小説家を目指してニューヨークに移るも、なかなか芽が出ず田舎に戻り母校の小学校に臨時教員として働くことになるヘタレ臨時国語教師クリント。部屋の棚には幼少期の写真をはじめフィギュアなど、子供の時に置いたであろうものがそのままになっており、彼がどこか大人になり切れないキャラクターであることを伺い知ることができる。

本作で主演のみならず製作も務めるイライジャは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイメージが一番強いかと思われるが、実は、昨年30周年を迎え大いに盛り上がりを見せた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のシリーズ2作目、1989年の「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」がデビュー作で、35歳にして27年もの芸歴を誇る。

ハリウッドの有名子役と言えば、栄光と転落をこれでもかというくらい味わっている元スター子役たちが思い浮かぶ。その際たる例が、「ホームアローン」シリーズでお馴染みの、マコーレー・カルキンだろう。彼もイライジャと同じ35歳、デビューはイライジャより2年早く芸歴は29年にも及ぶ。90年に出演した「ホーム・アローン」が世界中で大ヒットとなり、世界一有名な子役としてギネスブックにも認定されたが、数々のすったもんだの末役者を引退してしまう。04年にはマリファナ所持で逮捕され、12年には死亡説も流れた。

現在は細々とバンド活動をしている。もうひとりの有名子役、ハーレイ・ジョエル・オスメント。彼もまた、華やかなデビューで、94年「フォレスト・ガンプ」で映画デビュー。99年の「シックス・センス」では11歳でオスカーにノミネートされるなど華々しい経歴を残し、その後ドラッグで逮捕されてしまう。

そんな中、イライジャ・ウッドは他の子役たちとは違い、母親の教育のおかげで踏み外さなかったと語っている。「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」を経て、90年「わが心のボルチモア」で初主演を果たし、92年「危険な遊び」でサターン賞若手男優賞を受賞。01年からの「ロード・オブ・ザ・リング」のフロド・バギンズ役で世界的に知られる俳優となる。12年には自身の制作会社スペクタービジョン(旧ウッズシェッド)を立ち上げ、昨年公開した「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」や本作「ゾンビスクール!」など個性的なホラー映画を制作し続けている。

これからも俳優、プロデューサーとしての彼の活躍が楽しみだ。映画館で「ゾンビスクール!」をご覧になる際は、愛くるしい幼少期のイライジャの写真にも注目して欲しい。


■ストーリー

小説家を目指しNYに出たが、パッとしないクリントは早々に夢を諦め、母校の小学校で臨時職員として勤め始める。その日の給食は子供たちの大好きなチキンナゲット。賑やかな給食タイムが始まった。チキンナゲットを頬張る生徒たち。ん?何かがおかしい・・・。ナゲットを食べた子供たちがグレ○リンもびっくり、次々とゾンビ化していくではないか!すぐさま学校を閉鎖し、教師VSキッズゾンビの戦いの火蓋が切って落とされた…。


■公開情報

映画「ゾンビスクール!」
シネマサンシャイン池袋ほか全国にて絶賛開校中

出演:イライジャ・ウッド、アリソン・ピル、リー・ワネル
監督:ジョナサン・ミロ、カリー・マーニオン
脚本:リー・ワネル、イアン・ブレナン
製作総指揮:イアン・ブレナン、リー・ワネル、ヘイデン・クリステンセン
製作:イライジャ・ウッド、スティーヴン・シュナイダー
配給・提供:プレシディオ
協力:松竹
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公式サイト://www.zombieschool.jp/