2大ボーイズグループ「バックストリート・ボーイズ」＆「イン・シンク」の生みの親が獄中死 享年62

1990年代後半から、2000年代初頭にかけて、人気を博した二大ボーイズグループ「バックストリート・ボーイズ」と「イン・シンク」の生みの親ルー・パールマンが死去。62歳だった。

パールマンは、2008年、マネーロンダリングや詐欺といった罪状により、禁錮25年の判決を受け収監されていたが、8月19日、刑務所内で死亡が確認されたことが、米連邦刑務所局によって発表された。米TVGuideによれば、詳細な死因は明らかにされていないという。

1億3千万枚ものセールスを誇る「バックストリート・ボーイズ」や、「イン・シンク」といった当時を代表する二大ボーイズグループを生み出し、一時は栄華を極めたパールマンだが、1700人もの被害者と、3億ドルもの巨額が絡む犯罪に関わった人物でもあった。

“恩人”の死に関して、「イン・シンク」のメンバーであるランス・バスは、「彼はきっと際立ったビジネスマンではなかったかもしれないけれど、彼の影響なしではいま自分が大好きな仕事をぼくはやれていなかっただろう。ルーの冥福を祈るよ」と、ツイッターに投稿。同じくクリス・カークパトリックも、「いまは複雑な気持ちだけど、ルー・パールマンの冥福を祈ります」とつづっている。