Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

「マイアミバイス」ドン・ジョンソン、刑事役じゃなくても大丈夫?

2010年3月29日
80年代の人気刑事海外ドラマ「特捜刑事マイアミバイス」で主役ソニー・クロケットを演じ大ブレイクしたドン・ジョンソンが、新ドラマに出演交渉であることが明らかになった。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、ドンは、ABCネットワークで放送される「Southern Discomfort」へ主役出演する交渉に入った。同作品は、保守的なテキサスに住む男性の平和な日常が、突然出戻った息子たちによって乱されるという物語。ドンは息子に振り回される男性役を演じるという。

なお、男性の妻役には「ダメージ」のテッド・ダンソンの妻で、映画『メルビンとハワード』『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』などの出演で知られるメアリー・スティーンバージェンがキャスティングされている。

今秋から始まる次期シーズンは、「私立探偵マグナム」で一世を風靡したトム・セレックも久しぶりにTVドラマ界にカムバックすることもあり、ドンの出演交渉にも大きな注目が集まっている。

ただ、ドン・ジョンソンは1984年にスタートした「特捜刑事マイアミバイス」で5シーズンにわたって刑事役を務めた後、1996年スタートの主演ドラマ「刑事ナッシュ・ブリッジス」でも刑事役を演じ6シーズンにわたるロングラン・ヒットとなったため、刑事役のイメージが非常に強い。

実際ドンは、映画では様々な役をこなし、演技派としても評価されているのだが、テレビ・シリーズとなるとなかなかうまくいかない。2005年にはWB放送のリーガル・ドラマ「Just Legal」で弁護士役に挑戦し、新たな一面をお茶の間に披露しようと試みたものの、わずか数話で番組の打ち切りが決まってしまった。良くも悪くも刑事役のイメージが染みついてしまっていて、それがドンのキャリアの足かせとなっているのだ。

果たして今度こそ、刑事役じゃなくてもテレビ・シリーズをヒットさせることができるか。60歳のベテラン俳優の挑戦に注目だ。


【関連ニュース】
「私立探偵マグナム」トム・セレックが久々のTVレギュラー(2010年3月19日)
ドン・ジョンソン「刑事ナッシュ・ブリッジス」のプロデューサーを訴訟(2009年2月19日)