「ＧＯＴＨＡＭ」モリーナ・バッカリン、息子とのブラジル帰省をめぐり元夫とバトルに

米ドラマシリーズ「HOMELAND/ホームランド」などで知られる女優のモリーナ・バッカリン(37)と元夫でプロデューサーのオースティン・チックが、2人の間に生まれた息子を連れてブラジルに帰省するモリーナの計画をめぐって火花をちらしている。
　
オースティンは昨年、4年間連れ添ったモリーナとの離婚を申請。その後の2人は息子のジュリアスくん(3)をめぐり、泥沼の親権バトルを繰り広げている。
　
ブラジル系アメリカ人であるモリーナは、瀕死の状態にある祖母のためブラジルに行く必要があるが、新恋人で「GOTHAM/ゴッサム」で共演するベン・マッケンジー、彼との間に今年3月に生まれたフランセス・ライズ・セッタ・シェンカンちゃんと一緒に、ジュリアスくんも連れて行きたいと考えている。
　
モリーナは先月、オースティンにジュリアスくんを同行させる許可を求めたが、蚊によって媒介され、先天異常の小頭症などの症状を引き起こすジカ熱の不安を理由に断られた。オースティンはウィルスに感染した子どもの長期的なリスクは米疾病対策センター(CDC)も把握していないと主張したという。

米芸能情報サイト「TMZ」によると、モリーナはジュリアスくんを担当する小児科医からジカ熱は「心配するものではない」とする同意を取りつけており、オースティンに出発を認めさせる命令書の発行を求める書類を裁判所に提出したようだ。
　
元夫妻は当初、ジュリアスくんの共同親権を持ち、ニューヨーク在住のモリーナが主な身体的親権を持つことで合意していたが、オースティンがロサンゼルスに移ったことでトラブルになった。
　
離婚が今年3月に認められると、元夫妻は資産を分配する方法を話し合う必要があると判明し、ジュリアスくんの取り決めについても合意。またモリーナは2015年11月、オースティンに対し2万3,000ドル(約251万円)の養育費と配偶者扶養料の支払いを命じられていた。
　
モリーナとベンの熱愛は2015年7月に報じられ、彼女の妊娠は同年9月に明らかになった。

© Cover Media/amanaimages