「ニルヴァーナ」故カート・コバーン娘、父のギターをめぐって元夫と骨肉の争いの真っ最中

1994年に死去した、伝説のグランジバンド「ニルヴァーナ」のフロントマン、カート・コバーンの一人娘フランシス・ビーン・コバーン(24)が、離婚のため、父の遺品をめぐって激しい争いを繰り広げている。

フランシスは、2014年に「The Eeries」のフロントマンであるイザイア・シルヴァと極秘婚したものの、「和解しがたい不和」を理由に、昨年3月、離婚を申請。以来、財産分与をめぐって、泥沼の離婚係争が伝えられてきた。

加えて、フランシスの父である故カートが、1993年に行ったMTV・アンプラグド・イン・ニューヨークで使用したギター「マーティンD18-E」の所有権に関して、元夫との関係はさらに悪化。「100万ドル(約1億円)か、数百万ドルか」と言われるほど価値があるこのギターを、「もらった」「あげていない」と争っている。


米TMZの最新報道によれば、元夫イザイアは継続して「ギターはフランシスが自分にくれたもの。(離婚後も)自分が所有し続ける」と主張。対するフランシスは「何にも代えがたい、家宝ともいえるギターを」誰かに渡すわけがないと、これを真っ向から否定している。

ギターは現在、イザイアのもとにあるため、フランシスは裁判所に「保存状態が良好であるか調査させてほしい」と直訴。さらに安全に保管するため、この諍いが終結するまで専門業者に託すよう、イザイアに求めているという。