プレミアでは戦車やヘリも登場! 映画版「特攻野郎Aチーム」好調な滑り出し

80年代を代表する人気海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」のリメイク映画「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」が、アメリカで6月11日に公開され、初日に約1000万ドル(約9億1400万円)の興行成績を上げた。

一部メディアの予想では2000万ドルも軽く超えるだろうと予測されていたが、ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミスの息子ジェイデン・スミスとジャッキー・チェン主演の「ベスト・キッド」最新リメイク版が同日公開されたため、落ち着いたスタートになったと見られている。

米軍コマンド部隊出身の個性溢れる4人組で結成されたAチームが、悪と戦う「特攻野郎Aチーム」は、80年代にはアクション・ドラマの決定版とまで称され一世を風靡。90年代半ばから映画化の企画が出ていたが、今回ジョー・カーナハン(「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」)監督のもと映画化が実現した。オリジナル・ドラマのクリエーター、スティーブン・J・キャネル、リドリー・スコット、ジュールズ・ダリーもプロデューサーとして制作に参加している。

6月3日にロサンゼルス・ハリウッドで開催されたプレミア上映会では、ハリウッド大通りを封鎖し、大掛かりで派手なパフォーマンスが展開された。ドラマでお馴染みのテーマソングが流れた直後、ブラッドリー・クーパー(フェイス役)とシャールト・コプリー(マードック役)が戦車で登場。劇中に登場するAチームの黒ヘリコプターも上空を迂回し、駆けつけた1000人を越えるファンを大喜びさせた。

昨年3月に最愛の妻でブロードウェイ女優のナターシャ・リチャードソンをスキー転倒事故で亡くしてから、華やかなイベントに滅多に出席しなくなったリーアム・ニーソン(ハンニバル役)も、Aチームの黒いバンで登場。「映画を宣伝するために、世界で最も有名な大通りを通行止めにするなんて凄いことだ」「子供や孫に語り継ぐことが出来る一大イベントだと思う」と語った。

また、エミリオ・プッチがデザインしたセクシーなトーガを身にまとったジェシカ・ビール(キャリサ・ソーサ役)は「男性だけでなく女性も楽しめるアクション映画」だとコメント。会場を大いに沸かせていた。

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」は日本でも8月20日から全国で公開される。
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【関連ニュース】
・「特攻野郎 Aチーム THE MOVIE」8月20日より全国公開(2010年5月20日)
・「7th Heaven」のジェシカ・ビールが映画版「特攻野郎Aチーム」に出演交渉中(2009年9月18日)
・リーアム・ニーソン「特攻野郎Aチーム」リメイク映画に出演交渉(2009年6月11日)

 

映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』公式サイト

映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』公式サイト(米国)