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「特攻野郎Aチーム」の名プロデューサー、スティーヴン・J・キャネル死去

2010年10月4日
「特攻野郎Aチーム」「ロックフォードの事件メモ」など数多くの人気海外ドラマを手がけてきた名プロデューサー、スティーヴン・J・キャネルが死去した。享年69歳。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、スティーヴンは9月30日夜にカリフォルニア州パサデナの自宅で、46年間連れ添った妻ら家族が見守る中、息をひきとった。死因はメラノーマ(悪性黒色腫)の合併症と発表されている。

「鬼警部アイアンサイド」の脚本家として業界入りしたスティーヴンは、「刑事バレッタ」でプロデューサーとしての活動を開始。「ロックフォードの事件メモ」「特攻野郎Aチーム」、ジョニー・デップの出世作となった「21ジャンプ・ストリート」や「絹の疑惑 シルク・ストーキング」など、数多くの名作を世に送り出した。

執筆したTVドラマの脚本は300以上、プロデュースしたエピソードは520話以上、クリエーターを務めたTVドラマは40を超えた。また、スティーヴンは小説家としても活躍。ベストセラーとなった「シェーン・スカリー」シリーズなど、刑事ものを得意としていた。

スティーヴンは、2004年のインタビューで「80年代に入り、いつの間にか皆が私をテレビ界の大立者と呼ぶようになった」「物凄く嫌でね。大立者って言ったら、スーツを着て気に入った女優をスターにさせてやるっていうイメージが強いだろう?」「自分は大立者なんかじゃない。脚本家、執筆家、なんだよ。毎日、最低でも5時間は書いているしね」と話していた。

幼少期に読み書きが困難な学習障害を克服した経験を持つことから執筆家として認めてもらいたいという気持ちが強かったいう。「テレビ界の大立者とか、TVプロデューサーではなく、脚本家・執筆家と呼んで欲しいね。それが一番なりたい職業なのだから」と語った。

スティーヴンは1979年に制作会社の制作会社スティーブン・J・キャネル・プロダクションを設立。今夏公開された映画版「特攻野郎Aチーム」も同プロダクションが制作している。
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