クリス・ヘムズワース、「マイティ・ソー」の主役を弟リアムに奪われる寸前だった！？

俳優のクリス・ヘムズワースが、弟で俳優のリアム・ヘムズワースにあと一歩で主演を奪われるところであったことを明かした。

クリス・ヘムズワースはW誌のインタビューで、いかにして彼の代表作、「マイティ・ソー」の主演を勝ち取ったかを告白。なんとオーディションには弟のリアム・ヘムズワースも参加しており、一度はクリスをおさえて最終選考にまで残っていたという。

クリスは「『ソー』役の概要を読んでたら、体格的にも自分にぴったりだと思って、オーディションに参加したんだ。そのオーディションですごくいい手ごたえがあったんだけど、その後何の連絡もないまま数か月が経ったからダメだったのか、と思いながらカナダで別の映画の撮影をしてたんだ」と最初のオーディションで選考から外れていたことを話した。

しかしその後「僕の弟、リアム・ヘムズワースがオーストラリアから資料のテープを送ったら合格の返事が来て、最終選考の5、6人くらいの中に残ったんだよ!でも、その中の誰も役をゲットしなかった」と、弟のリアムが最終選考に残ったが選ばれなかったと明かした。

クリスは「僕のマネージャーがそれを聞いて、リアムには兄がいるんだけど、彼をもう一度オーディションしてもらえないかと制作会社に連絡してくれたんだ。そしてカナダのホテルの一室で、僕のお母さんがアンソニー・ホプキンスの部分を読んでくれる中オーディションをした。お母さんが読んでくれたおかげで1回目のオーディションよりはるかにうまくいったよ。あと、“リアムに負けてたまるか”っていうのがいいモチベーションにもなったね」と、“家族ぐるみ”でソー役をゲットしたことを明かした。