米ロック歌手トム・ペティが死去 享年66歳

米ロック・ミュージシャンのトム・ペティさんが現地時間10月2日、米カリフォルニア州の病院で亡くなった。66歳だった。

トム・ペティさんは現地時間10月1日、カリフォルニア州マリブの自宅で心停止の状態で発見。その後、病院へと搬送され、生命維持装置につながれたが、脳の活動が見られないことから、家族が生命維持装置を外す意向だと報じられていた。その間、一部メディアからは死去との誤報が流されるなど、情報が錯そうしていた。

そして現地時間2日、ペティさんが亡くなったことを彼のマネージャーが声明で明らかにした。米RollingStonesほか複数のメディアが報じている。

「トム・ペティの家族に代わり、我々の父であり、夫であり兄弟、リーダー、そして友人であったトム・ペティの早すぎる死を、胸が張り裂ける思いで発表します。彼はマリブの自宅で今朝早くに心停止し、UCLAのメディカルセンターに搬送されましたが、回復できませんでした。彼は午後8時40分、家族、バンドメンバー、友人らに看取られながら安らかに息を引き取りました」

ペティさんは、1976年にバンド「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」でデビュー。1979年のアルバム「破壊(Damn The Torpedoes)」が大ヒットを記録し、2002年にロックの殿堂入りを果たした。