「Life」ダミアン・ルイスが新作ドラマの主役に

人気海外ドラマ「Life 真実へのパズル」で主人公チャーリー・クルーズ役を演じていたダミアン・ルイスが、新作ドラマの主役にキャスティングされたことが明らかになった。

米Deadlineによると、ダミアンは米Showtimeで放送されるサスペンス・ドラマ「Homeland」パイロットへの出演を契約した。本作は、「24 -TWENTY FOUR-」を手がけたハワード・ゴードンとアレックス・ガンサが製作総指揮を務める注目作。イラクのバグダッドで8年間捕虜となっていたアメリカ海軍の軍曹スコット・ブロディが主人公の物語で、ダミアンはスコット役を演じる。

スコットはアメリカ軍により救出され米国に帰国。妻ジェシカ(演:ローラ・フレイザー)と2人の子供たちとの幸せな生活を取り戻すが、監禁・拷問されたことが深いトラウマとなっているという設定。戦争の犠牲者であるスコットだが、CIAからテロを企てているとの疑いをかけられることになり、若き CIA女性捜査官キャリー・アンダーソンからテロリストとしてマークされる、という展開になるという。

キャリー役には、「TEMPLE GRANDIN」でゴールデン・グローブ賞にもノミネートされたクレア・デインズが、キャリーの上司役には「クリミナル・マインド FBI行動分析課」でジェイソン・ギデオン捜査官を演じていたマンディ・パティンキンがキャスティングされている。

ほかにも、英国ドラマ「ロビン・フッド」でタック神父を演じていたデヴィッド・ヘアウッドが、CIA史上最年少で副長官に就任したデヴィッド・エスティス役を演じることが決定している。

「Homeland」の撮影は、2011年1月10日にノースカロライナ州のシャーロットで開始される予定。

「Life」で終身刑から無罪放免となり12年ぶりに刑事に復職した主人公を熱演したダミアン。戦争ドラマ「バンド・オブ・ブラザース」では、自身が演じた少佐役が高く評価されゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。影のあるキャラクターを演じることを得意としており、「Homeland」でもリアルな演技が期待できそうだ。
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