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新生「アメリカン・アイドル」好スタート、日本人も登場

2011年2月1日
アメリカン・アイドル シーズン10
(c)2010 FOX BROADCASTINGアメリカン・アイドル シーズン10
(c)2010 FOX BROADCASTING
新メンバーで再スタートを切った人気海外オーディション番組「アメリカン・アイドル」が好調な滑り出しを見せた。

「アメアイ」シーズン10はアメリカで1月19日から放送開始。日本でもFOXで1月29日から放送がスタートした。

今回で10シーズン目を迎える「アメアイ」には、シーズン1から審査員を務めているランディ・ジャクソンに、人気歌手のジェニファー・ロペスとロックスターのスティーヴン・タイラーという新顔が加わった。毒舌審査員として知られていたサイモン・コーウェルが昨シーズンで降板となり、番組の勢いが落ちるのではないかとの声もあったが、予想に反し、サイモンの穴を感じさせないような好調な船出となった。

1月19日に放送された新生「アメアイ」の第1回はニュージャージーでの地方オーディション予選から始まった。審査員の3人は、初めての共演にもかかわらず、仲が良く和気あいあいとした様子。ジェニファーは参加者の歌に感動し涙を流したり、歌の下手な参加者にはNOとなかなか言えなかったりと、参加者思いの立場をとった。一方のスティーヴンはロックンローラーらしく、参加者の歌に手でリズムをとって盛り上げたり、放送禁止用語を頻繁に使ったりと審査を楽しんでいるようだった。

ジェニファーとスティーヴンに負けじとオーディションに挑んだ参加者たちは、今シーズンも個性豊かな強者ぞろい。特に目をひいたのはヨウジ・“ポップ”・アサノ(Yoji "Pop" Asano)と名のる25歳の日本人男性。彼は自己紹介で「マイケル・ジャクソンの物まねを生まれる前からしている」といきなり奇妙な発言。当然マイケルの歌を歌うのかと思いきや、歌ったのは自分が「大嫌い」だという、マイリー・サイラスの「Party In The U.S.A」。マイケル風のダンスを披露しながらノリノリに歌い、審査員たちを大いに楽しませ、この日一番の注目を集めた。

【動画】ヨウジ・“ポップ”・アサノの出演シーン


肝心の視聴率はというと、シーズン10第1回放送は23.44%(視聴者数約2600万人)と、同日に放送されたABCドラマ「The Middle」の8.73%の約3倍と、圧倒的な人気を示す結果となった。当初、番組の顔であったサイモン不在のアメアイは盛り上がらないのではないかと不安の声も上がっていたが、サイモンなしでも多くの視聴者を魅了することができると証明した。

新シーズンはまだ始まったばかり。これからどんな才能のある参加者が登場するのか、審査員たちはどういう風に番組を盛り上げていくのか注目だ。
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