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米人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」が番組中に日本支援呼びかけ

2011年3月18日
全米視聴率No.1の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」が視聴者に対して日本への支援を呼びかけた。

3月16日、全米での放送の冒頭において、司会のライアン・シークレストは、「日本で震災の被害を受けた人すべてに心よりお見舞い申し上げます」と発言。

そして、「アメリカン・アイドル」の曲がダウンロードされると、その収益の一部が米国赤十字を通じて、日本の災害復興にあてられることが発表された。

今年で10シーズン目を迎えた「アメリカン・アイドル」は、今シーズンより、人気ロックバンド、エアロスミスのボーカリスト、スティーヴン・タイラーと、人気女優・歌手のジェニファー・ロペスを審査員と迎え入れ、新体制で再スタートを切ったが、今シーズンのすべての放送回において、常に視聴率トップの座をキープし絶好調。全米で毎回2000万人以上が視聴する超人気番組となっている。

また、「アメリカン・アイドル」は、日本でもFOXチャンネルにおいて、全米の放送からわずか10日後に放送されており、日本でもファンが多い番組。また、今シーズンの初回放送には、ヨウジ・ポップ(Yoji Pop)という日本人アーティストが登場したことでも注目を集めた。

「アメリカン・アイドル」のような絶大な影響力を持つ人気番組で、日本の支援を呼びかけるという動きがあったことは、あらためて、今回の日本の震災が海外で大きな関心を集めていることを示している。

日本が1日も早く平和で安全な状態に戻れることを全米、そして世界中の人たちが祈っている。
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