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まだ捨ててなかったの!? レディー・ガガの生肉ドレスが公開へ

2011年6月17日
レディー・ガガの生肉ドレスが、「ロックの殿堂」の愛称でも親しまれているアメリカ・オハイオ州クリーブランド市にある博物館「the Rock and Roll Hall of Fame and Museum」で展示されることになった。

ロックの殿堂には、ロックに多大な功績を残したミュージシャンやプロデューサなどの記録が展示・保存されており、「殿堂入り」するのはデビューしてから25年以上のミュージシャンが対象。これまでに、エルヴィス・プレスリーやビートルズら、そうそうたるメンバーが殿堂入りを果たしている。

そんな栄誉ある場所で行われる"Women Who Rock: Vision, Passion, Power,"という企画展で公開されることになった生肉ドレス。これはガガが昨年のMTVミュージック・ビデオ・アワードで、ヒット曲「Bad Romance」、「Telephone」、「Alejandro」の3部門でプラチナ賞を受賞したときに着ていたもので、冷蔵庫で保管されていた。

当然のこととして、展示したら腐ってしまうのでは?という疑問が頭をよぎるが心配はご無用。ドレスは乾燥されて、生肉ドレスからビーフジャーキードレスにトランスフォームされている。

必見!生肉ドレスからビーフジャーキードレスにトランスフォーム

【動画】実は重かった! 生肉ドレスでテレビに出演するレディー・ガガ


ドレスは新進気鋭のデザイナーフラン・フェルナデスがデザインし、ガガ専属のスタイリストで「ティエリー・ミュグレー」のクリエイティブ・ディレクターに抜擢されたニコラ・フォルミケッティが一目惚れしたもの。アルゼンチン産の牛肉を22キロも重ね合わせて作られている。

当然、動物愛護団体PETAからの批難も浴びたが、ガガはこのドレスを着てテレビ番組にも出演。同性愛者で菜食主義者でもあるテレビ司会者、エレン・デジェネレスのトーク番組で、この衣装には「多くの解釈がある」と説明した。その内容は、同性愛者であることを公言して軍務に就くことを禁じた米軍の規定に反対し、同性愛の軍人を応援しているのだというから奥深い。

ガガは「菜食主義者を見下してなんかいないわ。私たちが信じるもの、そして私たちの権利を守るために闘わなければ、すぐに私たちの骨についた肉ほどの権利しか持てなくなると思うの。私は一片の肉じゃないわ」と語っている。

これ以上ないほどの驚きを与えてくれた生肉ドレスを自分の目で確かめることができるなんて、ファンならずとも嬉しいことだが、ロックの殿堂に動物愛護団体PETAが押し寄せたりしないかが、とても心配だ。
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