豪華ゲスト続々! 「HAWAII FIVE-0」に名優2人が登場

人気海外ドラマ「HAWAII FIVE-0」シーズン2に、ビッグネームの名優2人がゲスト出演することが明らかとなった。

1人目は、映画「イージー・ライダー」のピーター・フォンダ。米TVガイドによると、ピーターが演じるのは、カモにした人々から巨額の金を巻き上げる腹黒いトレジャーハンターの船長で、殺人の容疑者になる男だという。

71歳のピーターは、1969年にデニス・ホッパーと共に制作・主演した映画「イージー・ライダー」が出世作となり、アメリカン・ニューシネマの旗手として注目された。商業主義を嫌い、70～80年代は低迷期にあったものの、1997年の映画「木洩れ日の中で」ではゴールデン・グローブ主演男優賞 (ドラマ部門)を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた。

また、ピーターは俳優一家の一員としても有名。父親は、映画「十二人の怒れる男」の名優ヘンリー・フォンダ、姉は、映画「黄昏」などで有名な女優ジェーン・フォンダ。娘のブリジット・フォンダも映画「ゴッドファーザーPARTIII」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」など、女優として活躍している。

そして、2人目は、映画「奇跡の人」のパティ・デューク。米Entertainment Weeklyによると、パティは息子が殺人の被害者となる、アルツハイマー症を患う母親を演じるという。

64歳のパティは、16歳の時、映画「奇跡の人」でヘレン・ケラーを演じてオスカーを獲得。1969年の主演映画「ナタリーの朝」では、ゴールデン・グローブ賞(コメディ/ミュージカル部門)主演女優賞を受賞した。TVでは、シットコム「Patty Duke Show」などで人気を博し、「HAWAII FIVE-0」のオリジナル・シリーズにゲスト出演したこともある。

パティもまた、映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのション・アスティン、映画「ラブ・アンド・ウォー」のマッケンジー・アスティン、2人の息子が俳優として活躍中だ。

「HAWAII FIVE-0」がこれだけの名優を揃えられるのは、シーズン1で好成績を収めたからこそ。この他にも、「LOST」のテリー・オクィン、「crash」のトム・サイズモア、「ゴシップガール」ウィリアム・ボールドウィンら、豪華ゲストが続々発表されている待望のシーズン2は、アメリカで9月19日に放送スタートする。
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