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マイク・タイソンをモデルにしたボクシング・ドラマ制作へ

2011年9月1日
映画「マルコムX」「インサイド・マン」などで知られる映画監督スパイク・リー、元ヘビー級世界チャンピオンのマイク・タイソンらのプロデュースで、ボクシングをテーマにしたTVドラマが制作されることが明らかとなった。

米Deadlineによると、ケーブル局HBOで放送される予定のボクシング・ドラマ「Da Brick」のパイロットは、スパイク・リーが監督し、映画「アンダーカバー・ブラザー」のジョン・リドリーが脚本を執筆。「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のクリエイター、ダグ・エリンが製作総指揮を務め、マイク・タイソンも製作に参加する。

ダグ・エリンは、「アントラージュ」で俳優マーク・ウォールバーグの経験を基にハリウッドの内幕を描いたが、本作ではマイクの経験を基にボクシング界を描くことになるとのこと。この物語は、ポスト・レイシャル(人種差別後)のアメリカ社会に生きる、黒人青年の成長ドラマも見どころになるという。

米Hollywood Reporterによると、主人公を演じるのは、今年、映画「Attack the Block」でデビューしたばかりの新人俳優ジョン・ボイエガ。ヒロインのマリク役にカマール、ナイクイ・パーマー、主人公の母親リネット役にミローナ・ジャメイ、彼の親友ケヴィン役に「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のジュリト・マッカラムがキャスティングされている。

ダグは、本作を「『アントラージュ』と『THE WIRE』を足したような作品」と述べ、「将来を嘱望されたボクサーらの挑戦的なストーリーは、『アントラージュ』よりもさらにドラマティックなものになるだろう」とコメントしている。
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