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「ボードウォーク・エンパイア」早くもシーズン3制作決定

2011年10月13日
人気海外ドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」のシーズン3制作が早くも決定した。

米Deadlineによると、「ボードウォーク・エンパイア」のシーズン2は9月25日に放送がスタートしたばかりだが、放送局のHBOはすぐにシーズン3の制作にゴーサインを出したとのこと。本作は、昨秋も、プレミア放送直後にシーズン2の制作が決定しており、HBOがいかに高い期待を寄せているかがうかがえる。

映画「ディパーテッド」などで知られるオスカー監督、マーティン・スコセッシが、初めてTVシリーズを手がけた「ボードウォーク・エンパイア」は、1920年代の禁酒法時代を舞台に、当時の一大歓楽街、アトランティック・シティで生きる男たちの野望を描いた大河ドラマ。スティーヴ・ブシェミ、マイケル・ピット、ケリー・マクドナルドら実力派俳優をキャスティングし、1800万ドル(約14億円)を投じて当時の街の様子や風俗を再現。毎エピソードが映画並みのスケールで描かれるクオリティの高さが評判を呼び、今年のゴールデン・グローブ賞、エミー賞ほか各賞を受賞している。

「ボードウォーク・エンパイア」は、批評家から絶賛されているだけでなく、視聴率も好調。シーズン1は、オンデマンドと録画視聴を含む視聴者数が各話平均1050万人。シーズン1の最終話は視聴者数330万人、その再放送も視聴者数90万人を獲得した。また、シーズン2のプレミア放送も、視聴者数290万人という好成績でスタートしている。

日本でもシーズン1の放送がWOWOWでスタートしたばかりの「ボードウォーク・エンパイア」。シーズン3の放送が決まり、さらに物語がどのように発展していくのか、大いに期待されている。
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