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ジョニー・デップ主演「ローン・レンジャー」リメイクが予算カット経て復活

2011年10月14日
莫大な制作費が原因で製作が頓挫していた往年の人気西部劇「ローン・レンジャー」の4度目の映画化プロジェクトが再び動き出した模様だ。

1933年にラジオ・ドラマとして誕生し、1949~58年にTVシリーズもヒットした「ローン・レンジャー」の4度目の映画化は、大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のゴールデン・コンビ、ジェリー・ブラッカイマー制作、ゴア・ヴァービンスキー監督、ジョニー・デップ主演で、米ウォルト・ディズニーが来年のクリスマス映画として制作が進められていた。

だが、今年の8月に、ウォルト・ディズニーは、「ローン・レンジャー」の制作が頓挫したと伝えられた。2億5000万ドル(約192億円)にもふくれあがった制作費が原因であると報道された。

しかし、ここにきて、ウォルト・ディズニーは正式に制作・公開を発表。問題となっていた制作費だが、当初の2億5000万ドル(約192億円)から2億1500万ドル(約165億円)にカット。2000万ドル(約15億4000万円)と推定されていた主演のジョニー・デップの出演料や約1000万ドル(約7億7000万円)と推定されていたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーの報酬も減額される見込み。

また、プロデューサーらは、制作費が予算をオーバーした場合、映画からの最終利益から受け取る報酬も減らされる契約になっていると伝えられており、安易に予算オーバーすることは許されない契約になっているという。公開日は、当初予定の2012年クリスマスから、2013年5月31日に変更された。

最近、人気長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」が、声優のギャラが原因で終了の危機に瀕したニュース(結局、声優らが大幅なギャラカットに応じ継続が決定)が記憶に新しいが、映画界でも長引く経済の停滞による影響が出ているようだ。

しかし、予算はカットされたといえ、依然、制作費2億ドルを超える超メガ大作であり、往年の人気西部劇をジョニー・デップ、ジェリー・ブラッカイマーらが劇場映画としてどのように甦らせるのか、大注目だ。
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