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「デス妻」裁判、決着つかず、あっけない幕切れ

2012年3月20日
約2週間にわたってメディアを騒がせてきた「デスパレートな妻たち」裁判があっけない幕切れを迎えた。

人気海外ドラマ「デスパレートな妻たち」で、主演の一人、ニコレット・シェリダンが、放送局のABCとクリエイターから不当に解雇されたかどうかが争われていた裁判で、3月19日、裁判官が、陪審員の意見が一致しないことによる未決定審理を言い渡し、裁判は決着がつかないまま終了となった。

この裁判は、「デス妻」主演の一人、ニコレット・シェリダン(イーディ役)が、クリエイターのマーク・チェリーから受けたとされる暴力を放送局のABCに報告したところ、その報復として、ABCとマークから不当に解雇されたと訴えていたもの。ニコレット側は、不当解雇の証拠となるEメールの消去を指示する内部メールの存在を指摘するなど、組織ぐるみでの陰謀・隠蔽があったと主張していた。

これに対し、ABCとマーク側は、10人の証人を呼び、ニコレットの降板は暴力があったとされる出来事が起きる以前から決まっており、ニコレットの解雇は何ら不当なものではないと、真っ向から対立していた。

この裁判を審議した12人の陪審員は、8対4でニコレット側の主張を支持したという。

この結果を受けて、ニコレット側、ABC・マーク側、両方とも再審を求める意向を明らかにしている。
 
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