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アカデミー監督スティーブン・ソダーバーグ、休業後はTV界に転向か

2012年7月3日
映画「セックスと嘘とビデオテープ」や「オーシャンズ」シリーズなどを手掛け、「トラフィック」でアカデミー賞を獲得しているスティーブン・ソダーバーグが、監督業を休止すること、また、復帰する可能性があるとしたらTV界に転向することを明かした。

6月29日に自身の監督最新作「Magic Mike」が一般公開されたばかりのスティーブンは、かねてより公言してきた監督業を休止することを発表。もし、監督として復帰するのならば、TVドラマかTV映画の監督に専念したいという意思を示した。

スティーブンはAP通信の取材に対して、「最近のアメリカ映画の観客は、曖昧だったり複雑だったりするキャラクター設定や物語を嫌う傾向にある。ほんの一部の人たちしか良質の作品に興味を示さない」「そういう良質な作品は、現在ではテレビで見られるようになったと感じている。良質な作品を観たい人たちも、テレビを見ているしね」とコメント。27年間、映画監督としてキャリアを積んできた彼だが、復帰するならば、TV界で活躍したいという気持ちが強いことを明かした。

スティーブンは、「Magic Mike」にも主演したチャニング・テイタムがジュード・ロウと共演する映画「The Bitter Pill」と、マイケル・ダグラスとマット・デイモン主演のHBOのTVドラマ「Behind the Candelabra」の撮影を終了した後、監督業を休止するとしている。

2011年にインタビューでマット・デイモンは、「スティーブンは絵を描きたいんだよ。監督以外の職でキャリアを築くことも、まだまだ可能な歳だと言っている」と発言。スティーブンの映画監督に対する興味の低下をほのめかした。

スティーブンは、マットの発言に反論したものの、昨年夏には、「時間があり、可能性があるうちに、ほかに芸術の才能がないか、探求してみたい」「もし、ほかに何の才能もなく、お金が底をついてしまったら、また『オーシャンズ』シリーズを監督させてもらうよ。」と述べ、監督業を休業することを公言した。

スティーブンの休業はどれくらいの期間に及ぶものになるのかは不明。休業宣言を知って、もう彼の作品が見られなくなるかも知れないと危惧したファンも多いだろう。ぜひ、TVドラマの監督として元気に復帰してくれることを期待したい。
 
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