人気R&B歌手アッシャーの義理の息子、息を引き取る

人気歌手アッシャーの元妻、タメカ・フォスターの連れ子で、7月6日にジェットスキー事故にあい、脳死判定された11歳の息子カイル・グローバーが、21日朝に他界したと報じられた。

カイルは6日、アトランタにある湖で4歳年上のガールフレンドとウォータースポーツを楽しんでいたところ、突然、ジェットスキーが衝突。カイルは頭を強く打ち意識不明に。アトランタの病院に救急搬送されたものの、脳機能が停止しているという検査結果が出たため、脳死宣告され、その後、21日に他界した。

事故を起こしたジェットスキーは平底船に引っ張られていたが、急にコントロールがきかなくなり、カイルが遊んでいた場所に突っ込んでしまったとのこと。なお、ジェットスキーを運転していたのは、家族ぐるみで親しくしていた友人だという。

事故の連絡を受けたアッシャーとタメカは、病院に急行。タメカは奇跡を信じ、フェイスブック上で「みんな、どうかカイルのために祈って! 」と呼びかけるなど、人工呼吸器を取り外す決心がつかずにいた。

米TMZによると、タメカは21日、人口呼吸器を取り外すことを決意。現在は、息子カイルが他界して、ひどく悲しんでいるという。

アッシャーとタメカは、2年間の結婚生活を経て、2009年に離婚。2人は現在、実子2人の親権をめぐり、泥沼の裁判争いを繰り広げている。