「世界で最も稼いだカップル」発表! 1位は62億円を稼ぐ、あの大物ミュージシャンカップル

米経済誌フォーブスが、8月6日に「世界で最も稼ぐカップル」ランキングを発表した。

毎年、様々な長者番付を発表しているフォーブズ誌が、2011年5月から2012年5月までに、世界で最も稼いだカップルランキングを公開した。

栄冠の1位を獲得したのは、歌手ビヨンセと、ラッパーJay-Z夫妻。ビヨンセは今年1月に第一子を出産するため、2011年はツアーから遠ざかっていたが、それまで出してきたヒット曲からの大きな収益があったという。また、2011年にリリースしたアルバム「4」はアメリカで100万枚のセールスを突破。他にも映画出演やファッションブランドの成功も貢献した。

また、Jay-Zはカニエ・ウェストとタッグを組んだアルバム「Watch the Throne」と、ツアーの成功を収め、ビヨンセと合わせて7800万ドル(約62億4000万円)稼いだ。

2位は、去年のランキングで1位を獲得した、スーパーモデルのジゼル・ブンチェンとアメフト選手のトム・ブレディ。ジゼルはモデル業に勤しみ、多くの広告にも出演。夫トムは、ニューイングランド・ペイトリオッツと7200万ドル(約57億6000万円)で4年間の契約を結んでいることに加え、モデル業にも進出。2人はトータルで7200万ドル(約57億6000万円)稼いだ。

3位は、ヴィクトリア&デヴィッド・ベッカム夫妻。ヴィクトリアのファッションデザイナーとしての成功が決め手に。彼女のブランドは1年で4000万ドル(約32億円)を超える売り上げを達成。またスパイスガールズ時代の収益も重なった。夫ベッカムはロサンゼルス・ギャラクシーでサッカー選手として活躍するだけでなく、モデルとしても活躍。ベッカム夫妻は5400万ドル(約43億2000万円)を稼いだ。

4位は、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻。ブラッドは、2011年に公開された映画「マネー・ボール」で3度目のオスカー賞にノミネート。またアート映画「ツリー・オブ・ライフ」への出演などもあり、2500万ドル(20億円)を稼いだ。また妻アンジ―はルイ・ヴィトンの新広告塔に抜擢されたことなどが寄与し、2人は合わせて4500万ドル(約36億円)稼いだ。

5位はウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミス夫妻。ウィルは2011年に公開された映画「メン・イン・ブラック3」で久々に映画出演を果たし、3000万ドル(24億円)稼いだ。また2013年に公開される「After Earth(原題)」には、ウィルと共に息子のジェイデン君も出演するという。妻のジェイダは映画「マダガスカル3」で声優を務めるなど、1000万ドル(約8億円)の所得があった。2人は合わせて4000万ドル(約32億円)稼いだ。