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オーストラリアのラジオ局、ニセ電話受け自殺した看護師遺族に50万豪ドル寄付

2012年12月12日
インタビューで涙ながらに謝罪するラジオDJの2人インタビューで涙ながらに謝罪するラジオDJの2人
YouTubeより
英キャサリン妃(ケイト・ミドルトン)が入院していた病院で、オーストラリアのラジオDJからニセ電話を受けた女性看護師が死亡した。自殺とみられている彼女の遺族に対し、ニセ電話をしたラジオ番組を持つオーストラリアのラジオ局「2DayFM(原題)」が、彼女の遺族に50万オーストラリアドルを寄付したことが明らかになった。

事件が起こったのは今月7日(金)。12月3日よりロンドン市内にある病院に、つわりのため入院していたキャサリン妃の様態を聞き出そうと、オーストラリアの番組「Kyle and Jackie O」でDJをしている男女が、エリザベス女王とチャールズ皇太子になりすまし病院に電話した。

ところが、そのニセ電話を本物だと勘違いした女性看護師は、キャサリン妃のいる病棟に転送。電話を受けた別の看護師がDJにキャサリン妃の容態を伝えるというやりとりの一部始終がラジオ番組で放送されてしまったのだ。

結果、女性看護師は自宅で死亡しているところを発見された。また、11日に米芸能情報サイトPerezHiltonが報道したところによると、家族に宛てた遺書も発見されたようで、責任を感じた女性看護師が首つり自殺したのではないかと見られている。

この事件を受け、問題となった番組を放送するオーストラリアのラジオ局「2DayFM」が、今年の広告利益をすべて遺族に寄付することを発表。少なくとも50万オーストラリアドル(約4400万円)が寄付される見込みだ。

一方、看護師の自殺騒動を引き起こしたDJ2人は、10日(月)テレビ番組で涙ながらに謝罪。しかし、これまでにもラジオ番組内で警察沙汰にもなる悪ふざけをしていたことも判明しており、ついに2人の番組は打ち切られた

なお、謝罪インタビューの映像はこちら。

【動画】死亡した女性看護師にニセ電話したオーストラリアのラジオDJの謝罪インタビュー