ガブリエル・アプリン×絢香、映画「黒執事」主題歌でコラボ

話題の映画「黒執事」の主題歌に、イギリス出身の21歳、ガブリエル・アプリンの歌う「Through the ages」が決定した。

アプリンを主題歌に抜擢したのは、今作で主演と共同プロデューサーを務める水嶋ヒロ。「天使のような美しい歌声を持つアーティストが、悪魔が主役の映画の主題歌を歌うのは皮肉めいていて面白くありませんか?」と、プロデューサー陣や監督に自ら提案したのだとか。

楽曲を書き下ろしたのは、海外アーティストへの楽曲提供は今回が初となる絢香。今作のことを企画の段階から知っていた上、自身の楽曲を英語で歌ったこともある彼女は、映画の世界観を見事に表現した「Through the ages」という英語詞の楽曲を制作。アプリン側からも「世界に通用する楽曲である」と判断され、今回のコラボレーションが実現した。

アプリンは、「「黒執事」の主題歌を歌うという依頼を受けて、とても興奮しました。私は今まで映画関係の依頼を受けたことがなかったので、外国からその依頼がくるなんて本当に驚きました。私が選ばれた、ということを光栄に思っています。主題歌に私を選んでくれて、どうもありがとう」とコメント。

「そして、絢香!こんな素晴らしい曲が書けるなんて、すごいことだと思う。あなたの曲の歌い手に私が選ばれて光栄です。素晴らしいわ。あんな曲が書けるなんて、すごいと思う」と絶賛している。

一方の絢香は、「ガブリエル・アプリンの歌声を初めて聴いた時、あまりの美しさに心が動かされました。そんな素晴らしい声を持つ彼女に自分の書いた曲を歌って頂けるなんて、本当に嬉しいです」と喜びを語った。

「「絶対素晴らしい作品にする」という皆さんの熱い想いを知っていたので、話を頂いた時にはいつも以上に気合が入りました。試写を観ましたが、あまりに素晴らしくて感激しました。この映画に携われたことを光栄に思います」と振り返っている。

ガブリエル・アプリンは、映画の主題歌「Through the ages」を収録したアルバム「English Rain」のニュー・エディションを、12月4日にリリースする。映画「黒執事」は、2014年1月18日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開予定。

MTV News