テイラー・スウィフト、一夜限りの来日公演に20000人が大熱狂！ ヒット曲をファンと大合唱 「日本に戻って来られてうれしい」

アメリカ出身の人気歌手テイラー・スウィフトが、6月1日(日)、さいたまスーパーアリーナにて、一夜限りの来日公演を開催。来場したファン20000人を前に、最新アルバム「レッド」に収録された楽曲や、初期のヒット曲など計13曲をパフォーマンスした。


2013年よりスタートした、テイラーによるワールドツアー「The RED Tour」は、北米(47都市66公演)にて約136万人の動員を記録。次ぐ、オーストラリア、ニュージーランドのスタジアム・アリーナ公演、ロンドン、ベルリン公演も連日ソールドアウトとなった。

約3年4か月ぶりとなるテイラーの来日公演とあって、来場したファンたちの気合たっぷり。みな、テイラーが好きな「レッド」を基調としたファッションに身を包み、ライブに参戦。中には、テイラーが「The RED Tour」で着用しているステージ衣装を手作りしたり、ギターを段ボールで作ったりといった、熱狂的ファンの姿も。



本公演には、若い女性ファンを中心に、日本の芸能人もお忍びで来場。みな、開演を今か今かと待つ中、ステージ上につるされた赤幕に、ハットをかぶったテイラーのシルエットが映し出されると、会場には割れんばかりの歓声と「テイラー」コール、拍手が巻き起こった。

黒いハットに襟付きの白レースのトップス、黒のショートパンツ、赤いスパンコールパンプスという出で立ちで登場したテイラーは、最新アルバム「レッド」からの一曲「State Of Grace」を意気揚々と熱唱。「長いこと待たせたわね」と言わんばかりの含み笑いを浮かべたテイラーは、同曲を歌い終えると、その光景を胸に焼き付けるかのように、ステージ上に立ち尽くし、ファンからの歓声をじっと聞き入っていた。

鳴りやまない歓声を受けながら、「コンバンハー! トーキョー! 『The RED Tour』にようこそ!」と、ファンにあいさつしたテイラーは「日本に戻って来られてうれしい! 最初にあなたたちに会いに(日本に)来たのは何年も前ね。あのとき、私は日本に恋をしたわ。日本であんなにも暖かい歓迎を受けるなんて思わなかった。あなたたちはすばらしいわ」と興奮気味に語り、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

今回の「The RED Tour」では、2つのステージに加え、趣向を凝らしたコスチューム、ダンサー、様々な変化を備えたセットリストをフィーチャー。また、この日のライブで、テイラーはエレクトリック・ギター、バンジョー、ピアノ、アコースティック・ギターなどを演奏。その多才さを見せつけると共に、“アーティスト・テイラー”としてのこだわりが光るライブともなった。



休む間もなく12曲を歌いきったテイラーはアンコールで、日本でも大ヒットを記録した「We Are Never Ever Getting Back Together」をパフォーマンス。テイラーは「トーキョー! 本当に大好きよ! 一緒に歌って!」と観客に呼びかけ、同曲をファンと大熱唱。一体感に包まれたまま、フィナーレを迎えた。


■セットリスト

1. State Of Grace
2. Holy Ground
3. RED
4. The Lucky One
5. Mean
6. 22
7. Mine
8. You Belong With Me
9. Sparks Fly
10. I Knew You Were Trouble
11. All Too Well
12. Love Story
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13. We Are Never Ever Getting Back Together[Encore]