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【来日ライブレポート】今年大注目の女性シンガー・ソングライター「フォクシーズ」が初来日!パワフルな歌声とフレンドリーすぎるファンサービスにファン熱狂

2014年6月12日
フォクシーズフォクシーズ
(C)TVGroove.com
今、世界中から最も注目されるUK出身の女性シンガー・ソングライター、フォクシーズが初来日。6月10日(火)、渋谷「WWW」にて「FOXES PREMIUM SHOWCASE LIVE IN TOKYO」を開催。会場に集まったラッキーなファン400人を前にミニライヴとトークセッションを行った。



全世界で大ヒットしたゼッドの「クラリティ」にヴォーカルとして参加したことがきっかけで注目を浴び、アルバム・デビュー前にグラミー賞を手にするという偉業を達成したフォクシーズことルイザ・ローズ・アレン。今回の彼女の初来日は、5月デビュー・アルバム「グロリアス」(輸入盤)発売時に開催された「タワレコに行ってフォクシーズを呼ぼう!」キャンペーンで、ツイッターでのファンからの呼びかけにより実現。会場前には3時間も前からファンが続々と集まりだし、2時間前に到着したフォクシーズはそんなファンに対して気さくにファンサービスに応じていた。




歌だけでなくファッションアイコンとしても評価されるフォクシーズだけに、会場にはオシャレにドレスアップした女性ファンの姿が目立った。会場が暗くなり、大歓声に迎え入れられたフォクシーズ。ヴィンテージのシャネルのブルーのミニワンピにコートを羽織り、プラットフォーム・サンダルという出で立ちで登場した彼女は、デビュー・シングル「Youth」を熱唱。歌詞の「It’s only just began」(まだ始まったばかり)の意味通り、「今日のライヴ、思う存分楽しんでね」と言わんばかりのやさしい笑顔を浮かべながら、ステージ上を目いっぱい動き回りながら元気に日本での初パフォーマンスをスタートさせた。

フォクシーズフォクシーズ


同曲を歌い終え、「コンニチワ!」と簡単な挨拶をしたあと、すぐさま2曲目「Echo」を歌いだすフォクシーズ。サンダルを脱ぎ、裸足になると、さらに激しく一層ステージ上を動き回り、パワフルな歌声で来場者を魅了していく。最前列のファンが持っていたカチューシャあたまに着け、3曲目の「Glorious」を歌い始めると、彼女は着ていたコートを脱ぎ捨てる。

4曲目の「Holding onto Heaven」を歌い終えたところで、「みんなに会えてうれしい。大好きよ。ニホンダイスキ!」と覚えたての日本語を交えながら挨拶。フォクシーズが日本語で話すたびに客席からは歓声が沸き起こり、「かわいい!」の声が上がる。

5曲目にはヴォーカルとして参加し、グラミー賞最優秀ダンス・レコーディング賞に輝いたゼッドの「Clarity」を披露。サビでは客席にマイクを向け、会場全体で大合唱。彼女が「みんなジャンプして!」と言えば、客席全員がジャンプして応えるなど、会場が一体となってショーを盛り上げていく。

ラストは大ヒット・シングル「Let Go For Tonight」を熱唱。ステージをところせましと動き回り、客席のファンとたくさんハイタッチをしながら、パワフルな歌声を最後まで披露し続けた。



その後のトークイベントでは、「普段よく聴く楽曲は?」「寝る前にやることは何?」などファンから事前に集められた質問が尋ねられた。パティ・スミス、ビョーク、エミネム、スパイス・ガールズなどを普段から聴いているという彼女は、今後コラボしたいアーティストを聴かれると、「エミネム!」と間髪いれずに回答。あまりの即答ぶりに会場からは笑いも起きた。「子供のころからシンガーになることと、日本に来ることが夢だった」と語る彼女。「日本でライヴができて、うれしすぎて泣きそう。呼んでくれてありがとう、帰りたくない!」とファン感激のコメントも飛び出した。

記念撮影の準備をしているスタッフを横目に、フォクシーズはファンのスマホを手に取り、次々にセルフィー(自撮り写真)を撮り始め、最後にはマイクを置き、本気撮り。サインにも応じるなど、サービス精神旺盛な面もみられた。

最後に行われた握手会でも、ファン一人ひとりの言葉に耳を傾け、握手ではなくハグをするなど、明るくサービス満点の対応をし、中には泣き出すファンの姿もみられた。



■セットリスト
1. Youth
2. Echo
3. Glorious
4. Holding Onto Heaven
5. Clarity(ゼッドのカヴァー)
6. Let Go For Tonight





■リリース情報■
フォクシーズ
デビュー・アルバム『グロリアス』
輸入盤発売中!
スタンダード盤・デラックス盤二形態
※価格は店頭によって異なります
※国内盤の発売は年内を予定

トラックリスト
1. Talking To Ghosts
2. Youth  
3. Holding Onto Heaven
4. White Coats
5. Let Go For Tonight
6. Night Glo
7. Night Owls Early Birds
8. Glorious
9. Echo
10. Shaking Heads
11. Count The Saints

デラックス盤のみ:
12. Clarity (Live)
13. Beauty Queen
14. Home
15. In Her Arms
16. The Unknown

■バイオグラフィー■
本名ルイザ・ローズ・アレン、UKサウサンプトン出身、25歳のシンガー・ソングライター。幼い頃からパフォーマーになることを夢見ていた彼女は、学校を卒業後ロンドンで音楽学校に通う。その後、ロンドンのカフェやバーで“オープン・マイク・イベント(一般のお客さんが自ら立候補して自由にパフォーマンスができるイベント)などに出演しながら、ライヴ活動を開始。本名がリリー・アレンに似ているという理由で、ステージ・ネームを考えていたところ、母親から「キツネが走っている夢を見て、その神秘的な泣き声がルイザの音楽に似ていると思った」というエピソードから、フォクシーズという名前で音楽活動を行っていた。2012年に、インディー・レーベル、ネオン・ゴールドよりデビュー・シングル「ユース」をリリース。この曲と、B面「ホーム」の二曲が、米人気ドラマ『ゴシップ・ガール』にて起用され、フォクシーズの名前はアメリカのインディー界でも一気に広まった。その後、「ユース」を聴いたというドイツ出身のDJ・プロデューサー=ゼッドが、自身の曲「クラリティ」でヴォーカルとしてフィーチャーしたいと、フォクシーズにオファー。その後「クラリティ」は米ビルボード・チャート8位、ダンス/クラブ・チャートで1位を獲得し、第56回グラミー賞では最優秀ダンス・レコーディング賞を獲得するなどの大ヒットを遂げる。その他にもフォール・アウト・ボーイ「ジャスト・ワン・イエスタデイ」と、ルディメンタル「ライト・ヒア」にもフィーチャリング参加し、一気に注目を集める。2013年にEPIC UKより「ユース」を再リリースし、メジャー・デビュー。同曲は米ビルボード・ダンス/クラブ・チャートでは1位、リミックス入りのバンドルはUKのiTunesアルバムチャートでも1位を獲得。デビュー・アルバム『グロリアス』を今年5月にリリースを控えており、今夏にはグラストンベリー、ワイアレス、Vフェスティバルなど、UKの大型フェスティバルにも軒並み出演が決定しているなど、2014年最も注目されているポップ・アクト。
 
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