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ビヨンセやテイラー・スウィフトも才能にベタぼれ! 時代を牽引するボーダレスな逸材 トドリック・ホール、新アルバムを引っさげ初来日公演が決定!

2018年5月9日
歌手、俳優、振付師、ソングライター、ドラァグクイーン、そしてYouTuber。

数々の顔を持つ多才なエンターテイナー、トドリック・ホールの記念すべき初来日公演「The Forbidden Tour Live In Tokyo」が、2018年6月5日におこなわれる。フォーブス誌の「30 Under 30(30歳以下の重要人物30組)」のエンターテイナー部門に選ばれ、大物ディーヴァのビヨンセやテイラー・スウィフトとも大きな関わりを持っているトドリック・ホール。日本では、星野源がラジオで彼について絶賛し、注目度が更に増した。

トドリック・ホールトドリック・ホール
WENN.com


そんな世界が注目するマルチなエンターテイナーに成長した過程には、どんなストーリーがあったのだろうか?そして、彼が今の社会に訴えるメッセージとは?

このコラムでは、様々な観点から、彼の活動やメッセージに込められる「ボーダレス」について紐解いていきたいと思う。




舞台でキャリアをスタート、驚異の再生回数を誇るYou Tuber、そしてブロードウェイスターに!



1985年にテキサス州で生まれトドリック・ホールは9歳でバレエを習い始め、舞台「カラー・パープル」に出演し、エンターテイメントの世界に足を踏み入れる。2010年に全米で放送された人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン9では、惜しくもセミファイナルで敗退するが、全米の視聴者に大きなインパクトを残した。

トドリックは同時期に、YouTube上で、さまざまな動画を公開していく。マクドナルドやスターバックスで、アカペラで歌いながら注文をする動画は、いずれも数百万回を超える再生回数を記録した。



トドリック・ホールをさらに有名にしたのは「1人4役のなりきりディーヴァ」の動画シリーズだ。レディー・ガガ、テイラー・スウィフト、リアーナといった人気歌手の楽曲や90年代のヒット曲、さらに映画「グレイテスト・ショーマン」の楽曲のマッシュアップを、トドリック1人が、4つのハーモニーで歌い上げるというもの。独創的な映像と見事なパフォーマンスで、見るものをたちまち魅了してしまう、これらの動画は、驚異的な再生回数を記録。トドリック・ホールは超人気YouTuberとして世界中に知られる存在となった。



そうした活躍もあって、2013年にはアリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーなどのマネージャーとして知られているスクーター・ブラウンの目に留まり、トドリック・ホールは、彼がマネジメントするアーティストの仲間入りを果たす。

さらにトドリックは、2016年から2018年にかけて、ブロードウェイ・ミュージカルの大作に立て続けに出演。トニー賞受賞者ハーヴェイ・ファイアスタインの脚本によるミュージカル「キンキー・ブーツ」では主人公ローラ役に抜擢。さらに人気ミュージカル「シカゴ」ではビリー・フリン役を熱演した。

経営難に陥った靴工場がドラァグクイーン用のブーツを製造し経営を立て直すというストーリーの「キンキー・ブーツ」のローラは、ゲイの表現者としてさまざまなハードルや偏見に負けずキャリアを築いてきたトドリックにとって、まさに自分自身を表すキャラクターだった。同劇の「Just be who you want to be = なりたい自分になればいい」というテーマはまさに、トドリック自身のテーマだといっても過言ではないだろう。



「オズの魔法使い」にインスパイアされた半自伝作品「ストレイト・アウタ・オズ」をリリース



2016年6月、トドリックは、彼が愛してやまないミュージカル映画「オズの魔法使い」をベースとし、自らの半生を表現したアルバム「ストレイト・アウタ・オズ」をリリース。このアルバムには、ニコール・シャージンガー、ジョーダン・スパークスなどの実力派シンガーから俳優のジョセフ・ゴードン=レヴィット、同性愛者をカミングアウトしているゴシップブロガーのペレズ・ヒルトン、そしてドラァグクイーンのカリスマであるル・ポールも参加している。

トドリックは、このアルバムを引っ提げ、カナダとアメリカを巡るツアーに出る。そのツアーの様子を撮影したNetflixで配信中のドキュメンタリー「Behind The Curtain : Todrick Hall」(邦題:トドリック・ホール バックステージ・ストーリー)では、「ストレイト・アウタ・オズ」のツアーを通して、ゲイとして生きることや自分の過去を赤裸々に語っている。

「Behind The Curtain : Todrick Hall」(邦題:トドリック・ホール バックステージ・ストーリー)予告編


「人も虫も、生きるものには全て恋をして共生する資格がある。もし僕が恋をして結婚したら地獄に落ちるのか?もしそれが運命なら、地獄で共に生きるよ。愛する人々がいない方がマシ。長い時間がかかったけど、理性と感情が完全に一致したよ」

コンサートの終盤、トドリックが一組のカップルに向けてラブソングを歌い、男性同士のゲイカップルが観客の拍手に包まれながら、プロポーズをする場面がある。自分の存在がきっかけで自信を深めた彼らを見るのが、自分の最高の幸せだとトドリックは語っている。

世間の冷たい視線、疎外感、理解されない辛さ。たくさん苦しみを味わったことで、人々に「ありのままの自分を愛することの大切さ」を伝えている。そんな彼のステージを見て涙を流すファンの姿を、カメラは捉えていた。



ビヨンセ、テイラー、そしてあの日本の人気タレントから絶大な信頼を獲得!



大物アーティストからの厚い信頼は、トドリック・ホールを有名にした要因の一つである。

スーパーマーケット「Target」でビヨンセの「End Of Time」に合わせてゲリラ的におこなったフラッシュ・モブの動画は、You Tubeで1500万回以上の再生回数を記録したが、この動画を見たビヨンセ本人が「とてもクリエイティブで素晴らしい出来だわ!次にターゲットに行くときはあなたの振り付けで踊らなくちゃね!」と感嘆のメッセージビデオを公開するほど、大のお気に入りとなった。



さらにビヨンセは、アルバム「BEYONCE」に収録された「Blow」のミュージックビデオの振り付けをトドリックに任せたというから驚きだ。SNSを通じて実現した、まさに現代のシンデレラストーリーといってよいだろう。

ビヨンセと並び米国を代表する歌姫テイラー・スウィフトも、トドリックに魅了されたアーティストの一人。トドリックが主役を演じたブロードウェイミュージカル「キンキー・ブーツ」を鑑賞し、楽屋でテイラーがトドリックの頬にキスをするツーショットをSNSに投稿している。

TODRICKさん(@todrick)がシェアした投稿 -


それだけではない。トドリックは、過激な歌詞が話題になったテイラーの楽曲「Look What You Make Me Do」のミュージックビデオにカメオ出演を果たしている。「I Love TS」と書かれた黒いTシャツを着てテイラーの真横に佇むトドリックの姿は、「新生テイラーの親衛隊」的な存在感を醸しており、深い信頼を感じることができる。

トドリックに魅了されたのは国外のアーティストのみではない。星野源はラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」内で、独断で選ぶイチオシアーティスト「星野源賞」にトドリック・ホールを選んだ。

星野源は番組内でトドリックを「純粋に音楽を楽しむことを思い出させてくれるアーティスト」と表現し、お気に入りの曲の歌詞を朗読した。さらに、「アルバム『ストレイト・アウタ・オズ』に収録されている『Color』という曲の歌詞がどうしても知りたいので、誰か和訳をしてくれませんか?」とリスナーに頼むほどの入れ込みようだった。



ニューアルバム「FORBIDDEN」を引っさげワールドツアーを開始! 待望の来日公演がいよいよ実現へ



トドリックは、3月27日、ニューアルバム「FORBIDDEN」をリリース。発売延期を繰り返し、満を辞して発表された同作は、映画「グレイテスト・ショーマン」で一躍有名になったシンガー、キアラ・セトルも参加。30曲が収録されたボリューム満点の内容となっている。

トドリックが「メンター(恩師)」と慕うテイラー・スウィフトが「このアルバムで成功を収めること間違いなしよ!」と喝を入れた通り、リリース日にはiTunesでアルバムチャート2位に輝いた。

トドリック・ホールの新アルバム「FORBIDDEN」トドリック・ホールの新アルバム「FORBIDDEN」


またアルバムリリースに先駆け公開された「Dem Beats ft. RuPaul」のミュージックビデオでは、ユニコーンに扮したトドリックはなんと、馬のヒズメを形どったブーツを着用したダンスを披露。つま先から流血するアクシデントがあったそうだが、その苦労もあり、素晴らしいビデオが完成した。



トドリックはアルバムをリリースした翌日3月29日より、さっそく「FORBIDDEN WORLD TOUR」をスタート。6月あたままでに全米45都市、そしてヨーロッパ各都市を回ったのち、6月5日(火)、待望の東京での公演を行う予定だ。ミート&グリート付きチケットは既に完売となっているが、スタンディング席はまだ若干、余裕があるようだ。(5月8日現在)



今回のツアーのステージの内容について、詳細は明かされてはいないが、多くのダンサーを従えた、パワフルで見応えのある演出が多く用意されているようだ。「Forbidden=禁じられた」というタイトルが示す通り、我々がこれまで見たことのないような、唯一無二のステージが繰り広げられることになるだろう。

米公演のティーザー映像


今後のトドリック・ホールの活躍に、境界線は見当たらない。性別、人種にとらわれず、ボーダレスに未来の世の中を牽引するリーダーなのだから。
(取材・文:加藤優花)


■トドリック・ホール 来日公演情報:



Photo by Derek Colin


TODRICK HALL: The Forbidden Tour Live in Tokyo

2018年6月5日(火) 東京・代官山UNIT

開場 18:45 / 開演19:30

スタンディング 6,500 (税込・別途1Drink代)

※未就学児入場不可

チケット情報はこちら

[問]Live Nation Japan e-mail: info@livenation.co.jp

Photo by Dylan Rives


【公式HP】http://todrickhall.com/
【Twitter】https://twitter.com/Todrick
【YouTube】 https://www.youtube.com/user/todrickhall
【Facebook】 https://www.facebook.com/toddyrockstar/