ハリウッドで活躍する日本人俳優・松崎悠希がアジア進出! フィリピンのラブコメ映画に出演決定

映画「パイレーツ・オブ・カビリアン　生命の泉」や「硫黄島からの手紙」などに出演しハリウッドを拠点に活躍する日本人俳優、松崎悠希(31)がフィリピンの新作映画に出演することが決定した。

今回、松崎の出演が決定したのは、フィリピンのラブコメ映画「インスタント・マミー」。CMの撮影現場で働く主人公ベチャイは、日本人の恋人から捨てられないように、CM撮影で培った技術を駆使して「おめでた」を偽装するという物語だ。松崎はそのメインキャストの一人として、主人公の恋人「カオル」を演じる。

これまで長年に渡ってハリウッドで活動してきた松崎は、今回、海外の現場を体験したくてフィリピンの作品に応募したと語る。

「キャストされて嬉しいです。僕が演ずるカオルは女性の敵としか言いようの無い役ですが、監督の期待を裏切らないよう全力で頑張りたいと思います」

監督は、松崎の「USAGI-SAN」「硫黄島からの手紙」「ピンクパンサー2」などのデモ映像を観て、彼ならカオルを演じきれると確信したという。

「ユウキはまるでカメレオンだ。最初に写真で彼を見た時はこの役には若すぎるんじゃないかと思っていたが、彼のデモ映像を観てその役幅の広さに圧倒された。シリアスな役からコメディまで、彼は完全に役になりきってしまうのだ」

ちなみに、主人公ベチャイを演じるユージン・ドミンゴは、昨年のアジア・フィルム・アワードで観客賞を受賞した大ベテラン女優。松崎は、彼女との共演が楽しみだとコメントし、フィリピンの言語の一つであるタガログ語の勉強についても「頑張ります」と意気込んだ。

松崎は現在、藤谷文子や北村一輝らと共に日米合作映画「MAN FROM RENO リノから来た男」を撮影中。その撮影が終わり5月から「インスタント・マミー」の撮影をフィリピンで行う予定だ。

松崎は、B級アクション映画にキャストされたのをきっかけにハリウッドに移り住み、「ラストサムライ」「硫黄島からの手紙」「ヒーローズ」などに出演。アメリカ・ニューヨークで全所持金を盗まれホームレスになるも、路上で歌って生活し、見事ハリウッド俳優となった経歴の持ち主。

映画「ピンクパンサー2」では、ケンジ役としてスティーブ・マーティン、アンディ・ガルシアなどと並びメインキャストとして出演。2011年に公開された「パイレーツ・オブ・カビリアン　生命の泉」では、日本人として初めて海賊ガーヘン役で出演し話題を集めた。今月8日から日本での放送をスタートさせたドラマ「ニュースルーム」の第6話では、電力会社の報道官として出演。出演料を全額福島に寄付した。


■ 作品情報

「インスタント・マミー Instant Mommy」

監督 : レオ・アバヤ
プロデューサー : クリス・マルティネス
主演 : ユージン・ドミンゴ、松崎悠希


■ 松崎悠希

1981年9月24日生
ハリウッドで活動する宮崎県宮崎市出身の日本人俳優　31歳

7歳より宮崎で舞台に出演。高校卒業後、アメリカで俳優になるため渡米。直後にニューヨークで全所持金を盗まれホームレスになるも、俳優になる夢を諦めきれず路上で歌って生活する。

B級アクション映画にキャストされたのをきっかけにハリウッドに移り住み、「ラストサムライ」「硫黄島からの手紙」「ヒーローズ」などに出演し俳優としてのキャリアを積む。映画「ピンクパンサー2」では、ケンジ役としてスティーブ・マーティン、アンディ・ガルシアなどと並びメインキャストとして出演。2011年に公開された「パイレーツ・オブ・カビリアン　生命の泉」では、日本人として初めて海賊ガーヘン役で出演し話題を集めた。

4月8日から日本放送が始まるドラマ「ニュースルーム」の第6話では電力会社の報道官として出演し、出演料を全額福島に寄付した。現在は藤谷文子、北村一輝らと共に日米合作映画「MAN FROM RENO リノから来た男」の撮影中。

主な出演作品 :
「ラストサムライ」(官憲)
「硫黄島からの手紙」(野崎)
「ピンクパンサー2」(ケンジ)
「ヒーローズ」
「パイレーツ・オブ・カビリアン　生命の泉」(ガーヘン)
「メル&ジョー 好きなのはあなたでしょ」(トシ)
「ニュースルーム」(ダイスケ・タナカ)
「MAN FROM RENO リノから来た男」(ツバサ)
「INSTANT MOMMY インスタント・マミー」(カオル)

オフィシャルフェイスブック : https://www.facebook.com/matsuzaki.yuki