ホールジー、昨年ひそかに妊娠・流産していたことを告白！ 「ポップスターよりも、母親になりたい」

音楽界の新星として人気の歌手ホールジー(21)が、昨年、ひそかに妊娠・流産していたことを告白した。

ホールジーは、「Rolling Stone」誌のインタビューにて、およそ1年前のツアー中に、実は妊娠していたことを告白。インタビュー相手である同誌のライターが、自身の流産について書いた記事を読み、「息が止まったような気分だった」と、自身の経験について明かした。

ホールジーの妊娠が判明したのは、米シカゴのホテルにて、コンサートの準備中だったときのこと。頭の中は、当時「何が起きているの?　私はレコード契約を失うの?　全部を失ってしまうの?　このままにしておくの?　ファンはどう思う?　ママはどう思う?」と、パニック状態だったという。

ステージに上がる1時間前に、下腹部からの出血がわかったときは、ショックから叫んでしまったとか。彼女自身が思い出す限り、最初に浮かんだのは、「ショーを中止にしなきゃ」という考えだったというが、結局はアシスタントに頼んで大人用のオムツを準備させ、誰かに強いられたわけではなく、自分の意思でオムツを着用し、痛み止めを飲んでショーを強行したという。

「これまでの人生の中で、もっとも怒りに満ちたパフォーマンスだった。人間であることを放棄したいと思った瞬間ですらあった。ショー、音楽、ホールジー、何であれ私がやっていること、それが何より優先すべきことだったの。それが間違いだったと気が付くまではね、ステージを降りて駐車場へ向かい、そこでとにかく吐きまくったわ」

いまだに流産の理由はわからず仕舞いだというが、彼女は「お酒もドラッグもやってなかった。ただ働きすぎていた」と、自分を責めているという。現在の心境を「ポップスターよりも、ママになりたい。世界中の何よりも」と打ち明けた。

このインタビューが明らかになると、ホールジーのもとには応援のコメントが殺到。その一方で、批判を浴びることにもなったようで、彼女はツイッターを通じ、「いつかあなたたちが理解してくれることを願います。ただ、誰にもその願いを託したりはしないわ」とコメント。「あれは1年前の出来事で、私は過去から成長し、いつかの未来で自分の家族を築ける可能性を、待ち望んでいます」と胸のうちを明かした。