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「デッド・ゾーン」アンソニー・マイケル・ホール、マンションで大暴れして逮捕される

2011年9月7日
人気海外ドラマ「デッド・ゾーン」に主演していた俳優アンソニー・マイケル・ホールが、9月5日、ロサンゼルスの自宅マンションで暴れて逮捕された。米LA Timesが報じた。

アンソニーは、5日夜、自宅マンションの共有エリアで、植物を引っこ抜き、わめきちらして暴れているところを、隣人のひとりに取り押さえられた。

また、この騒ぎに驚いてドアを開けた別の隣人は、アンソニーに口汚くののしられ、殴りかかられそうになったことで、警察に通報。アンソニーは、駆けつけたロサンゼルス市警によって、公共の平和を乱した容疑で逮捕された。

結局、500ドル(約4万円)の保釈金を払うことになった彼は、同日の真夜中に釈放されたという。

子役として幼い頃からCMに出演していたアンソニーは、ジョン・ヒューズ監督に抜擢されて、「すてきな片想い」「ブレックファスト・クラブ 」「ときめきサイエンス」などの青春映画で活躍、17歳で人気TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」にレギュラー出演を果たすなど、80年代を風靡した若手スター“ブラット・パック”のひとりとして人気者となった。

しかし、13歳から酒に溺れていた彼は、18歳でアルコール中毒のリハビリ治療を受けるなど、プライベートでは問題を抱えており、90年代には人気も低迷。

その後、2002年~2007年にはSFドラマ「デッド・ゾーン」に主演して再ブレイクしたが、持病の躁うつ病が悪化。2009年には元恋人に対する暴力行為で接近禁止令を受ける事件を起こしている。

今回の事件も、そんな病気ゆえの過ちだと思われるのだが…。

最近も、大ヒット映画「ダークナイト」に出演、人気ドラマ「CSI:マイアミ」「No Ordinary Family」などにゲスト出演しているアンソニーは、今年43歳。俳優としてこれからさらに活躍してほしい年代であるだけに、彼の健康を祈るばかりだ。
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