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「MDNA」発売のマドンナ、薬物の隠語を示す不適切発言か!?

2012年3月28日
マドンナ
ツイッターよりマドンナ
ツイッターより
3月26日にニューアルバム「MDNA」を世界同時リリースした人気歌手のマドンナは、プロモーションのために音楽イベントに出演。そこで「“モリー”に会ったことある?」と発言したことが物議をかもしている。それもそのはず“モリー”とは、合成麻薬MDMA(エクスタシー)の粉末を意味する隠語。マドンナの発言の真意が問われている。

マドンナは24日、マイアミで行われた「Ultra Musical Festival」に参加した際、「このなかで、どのくらいの人が“モリー”に会ったのかしら?」と発言。この「ドラッグやってる?」ともとれる発言に対し、同イベントに参加した人気エレクトロ・ダンス・ミュージックアーティストのデッドマウスは、不適切な発言だとして抗議した。

エレクトロ・ダンス・ミュージックが、まるで薬物と“切っても切れない仲”と言わんばかりに扱われることに辟易したデッドマウスは、マドンナ本人に対し、ツイッターで猛抗議。「あなたは多くの人のお手本になる存在。その声は大きな力を持つんだから、エレクトロ・ダンス・ミュージックを良い影響を与えるものとして使ってくれなかな。“モリー”とか言うんじゃなくてさ」とコメントした。

すると、マドンナは「親愛なるデッドマウスへ」と題し、自身がミニーマウスのカチューシャをしたユーモラスな写真を投稿。写真につけられたふきだしには「私は、麻薬の使用を勧めているわけではないし、そんなことしたこともないわ。『“モリー”に会ったことある?』っていうのは、アルバムを一緒に制作した友人のセドリック・ジャーヴィスの曲のタイトルを反映させたものよ」と書かれ、発言の真意を釈明したのだが…。

ただでさえ、アルバムタイトル「MDNA」がMDMAと酷似していることから、“麻薬を奨励しているのではないか”として問題視する人も多かったところにきて、今回の“モリー”発言。マドンナは火消しに躍起だが、釈明内容もちょっと無理がある印象である。

自身が監督した映画「W.E.(原題)」の主題歌「マスターピース」も収録された「MDNA」は、マドンナにとって約4年ぶり、12作目のアルバム。プロモーションに力が入るのは当然だが、話題づくりに走りすぎず、実力で勝負してほしいものだ。
 
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