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「フレンズ」マシュー・ペリー、新ドラマ「Go On」について語る「本当はドラマがやりたかった」

2012年8月13日
人気海外ドラマ「フレンズ」のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーが、今秋スタートする主演新作ドラマ「Go On(原題)」について語った。

「Go On」は米NBCで放送予定の新作コメディドラマ。マシュー演じる、大切なものを失ったスポーツキャスターが、グループセラピーのセッションを通して希望を見いだしていく物語だ。脚本は「フレンズ」制作総指揮者スコット・シルヴェリが担当する。

マシューの他には、ジョン・チョー、ジュリー・ホワイト、スージー・ナカムラらがキャスティングされている。NBCは、オリンピック特番で高視聴率を稼いでいるこの時期を狙って新番組のパイロットを放送しており、「Go On」も第1話のみ8月8日に先行放送された。

米Zap2itのインタビューで、「Go On」を復帰作として選んだ理由を聞かれたマシューは、次のように答えている。

「マネージャーや事務所には、ドラマシリーズをやりたいって伝えていたんだ。最初、『Go On』の話をもらった時は、コメディかよってがっかりしたんだ。でも、まじめなシーンがたくさんあることを知って、コメディというよりはドラマ寄りに感じてね」

「とにかく脚本がよかったね。最初に目を通した時、ありふれたものではなく、変わった番組を作りたがっていると感じたんだ。面白いけれど、ハートフルなシーンもたくさんある。悲しいシーンも盛り込まれている。月並みじゃない、型通りじゃないところが気に入ったんだ。キャスティングが終わり、顔合わせをすると、さらに特別な作品だと感じるようになったよ。とにかく面白い人たちばかりが集まった作品なんでね」

大ヒット番組のスターだったマシューだが、「撮影所には早く入るなど、努力していることを周囲にわかってもらえるよう、雰囲気作りをしていた」「ワガママに振るまわないよう気をつけた」という。「フレンズ」で世界的な知名度を得たものの、「一度、人気番組に出演してしまうとその時のキャラクターのイメージが固定化してしまって、別の番組に出演しても、新しいキャラクターとしてなかなか認識してもらえないんだよ」と述べ、有名になったからこその苦労も明かした。

「フレンズ」の制作総指揮者であるスコットと再びタッグを組んだことについては、「脚本を読んで興味がわいたから、彼と一度ミーティングをしたんだ。彼に"君は暴君的なイヤな奴になってしまったかい?" って質問したら、"ノー" って答えたから、だったら出るよって、了解したんだ」と告白。

人気海外ドラマ「グッドワイフ」にゲスト出演した経験について聞かれると、「あれほどの悪役を演じたことはないかったから、とっても楽しかったよ」とコメント。「最初は9~10話くらい登場する予定だったけど、同時期に『Go On』への主演が決定してしまってね。でも、あと1、2話くらいはゲスト出演可能だから、できれば2つを掛け持ちしたいよ。なかなか難しいんだけどね」と本音を漏らした。

なお、繰り返し再放送されている「フレンズ」が、今なお、根強い視聴率を稼いでいることについては、「興味深いよね。新しい世代があの番組を面白いと感じて、観てくれて。可愛い女の子のママだけが再放送を観ているわけじゃないんだよ」「撮影していたとき、時事ネタジョークだけを飛ばすことは避けてたんだ。8年後に観ても楽しめるようにね」とコメント。

「『フレンズ』が新しいファンを獲得したことで、出演者であるオレたちにたくさんの可能性を与えてくれた。『フレンズ』のチャンドラー役俳優としてしか見てもらえないというマイナス点もあるけどね」と苦い気持ちも明かした。

マシューが再起をかける「Go On」の第2話は、アメリカで9月18日に放送される予定。
 
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