「マルーン5」アダム・レヴィーン、キレて投げたマイクがファンのおでこ直撃！ 大ヒンシュクかと思いきや…[動画]

人気バンド「マルーン5(maroon 5)」のフロントマン、アダム・レヴィーン(36)が、コンサート中に投げたマイクが、ファンの頭に直撃。ヒンシュクを買うかと思いきや、とっさの行動でむしろ場を盛り上げてしまったようだ。

米TMZによると、事件が起きたのは、3月16日に、マルーン5がカナダ・トロントで開いたコンサートでのこと。マイクトラブルに見舞われたアダムは、かなりイライラ。さんざんチェックしたにも関わらず、役に立たないことがわかると、我慢の限界とばかりにマイクをステージ上へたたきつけた。ところが花道でバウンドしたマイクは、最前列にいた女性ファンの額に直撃。まさかの事態にアダムが取った行動は……

【動画】不測の事態にアダム・レヴィーンがとった行動は!?


すぐさまマイクをぶつけられた女性ファンこと、ステファニーさんに駆け寄ったアダム。彼女の手を握って一言、二言、会話をかわすと、そのままステージに引っ張り上げてしまった。幸いにもステファニーさんに大きなケガはなかったことがわかると、彼女の肩を抱き、メインステージへ。アダムによれば、彼女はその後、ステージ袖からコンサートを鑑賞していたそう。不測の事態に反省したアダムは、その後、MCの中で改めてステージ上からステファニーさんをはじめ、会場のファンの前で反省の言葉を口にしている。

「若いファンにケガをさせていたかもと思うと、本当にひどい気分だ。ちょっと気持ちを立て直すために、彼女をステージに招待したよ。彼女はいま、ステージ脇からコンサートを楽しんでいるよ。ぼくらはすべきことは……何も起きなかったふりだね」

なお、思わぬ被害に遭ったステファニーさんは、地元メディアのインタビューに回答。「人生最高の日。夢がかなったの。100万年経ってもこんなこと起きるなんて、想像できなかった」と、マイクをぶつけられたことを喜んでいるようだ。「アダムはずっと謝り続けてくれたの。私は“あなたが大好き、私は幸せ、大丈夫!”って答えたわ」と、貴重な体験をむしろ好意的に受け止めているようで、次にマルーン5のコンサートへ参加するときも、「何があったって最前列で観るわ!」と話している。