Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

【インタビュー】キーファー・サザーランド: 機械オンチでパソコンを持ってないと告白

2011年6月8日
世界中で驚異的な人気を誇る「24 –TWENTY FOUR-」の主人公ジャック・バウアーを演じた、キーファー・サザランドが今年の3月に米トークショー「Late Night with Jimmy Fallon」に出演し、最近の活躍ぶりについて話してくれた。

キーファーは、2012年夏公開予定の「24」映画版について訊かれて、「リアルタイムという設定ではなくなるから、ジャックは飛行機に乗って移動することも可能になるよ」と嬉しそうにコメント。当時ブロードウェイで出演していたミュージカル「The Championship Season(栄光の季節)」についても、饒舌に語ってくれた。

このミュージカルは、キーファーが20歳の頃にヴァンパイア役で出演した大ヒット映画「ロストボーイ」で主演を演じたジェイソン・パトリックや、「SEX AND THE CITY」でミスター・ビッグを演じたクリス・ノースらも出演。

「キーファーとジェイソンは25年前からの友達なんだ。長いね!」と言いながら、ジミーが「ロストボーイ」のスチール写真を見せると、観客から拍手が。「この髪型最高。ハロウィンは絶対この『ロストボーイ』のキーファーとして仮装した方がいいよ」というジミーに、キーファーは、1980年代後半にアメリカでこの髪型が流行ったが、「この映画のせいだ」と当時友達に責められたと笑って答えた。

ミュージカルに話が戻り、キーファーはその内容ついて紹介。中高年の男性4人が高校のバスケ部の同窓会のために当時のコーチの家に集まる物語だと話し、自分たちの今の人生と高校生の時に夢見ていたものとが違うことに対する葛藤を描いたものだと説明、原作はジェイソン・パトリックの父が執筆、ピューリッツァー賞を受賞した作品だと述べた。

【動画】キーファー・サザーランド インタビュー(1/3)


「ブロードウェイはすごく大変と聞いているが、外にあまり出られず、ほとんど劇場内で生活しているって本当?」と尋ねられたキーファーは、「ピューリッツァー賞作品というのでやっぱり責任を感じるから、舞台に集中しているのは本当だけど、舞台がはねると11時ごろにみんなで夕食に行くんだよ」と回答。ブロードウェイ周辺にあるレストラン街で、ちょうど同じ時期にシェイクスピアの「ヴェニスの商人」で主演を務めていたアル・パチーノに遭遇したと明かした。

今回初めてブロードウェイの舞台に立ったキーファーは、周囲からいろんなアドバイスを受けたとのこと。昼の部を見に来てくれる方の中には80歳過ぎの年配の方も少なくない。「まれに、年配の方が観劇中に亡くなってしまうこともあるので、救急隊が現れてもびっくりしないで!」と助言されたキーファーは、そのアドバイスを共演者にも伝授し、舞台の初日を迎えた。

すると、シーンと静まり返る場面でなんと、客席から苦しそうな息の音が聞こえて、その場で劇は一時中断に。飴を喉に詰まらせた女性がいたらしいが、舞台裏では、「キーファーが変なことを言うから、初日でもう死人が出た!」と大騒ぎに。幸い、すぐに女性を助けることができ、結局その女性も最後まで舞台を楽しんで帰ったというエピソードを披露した。

【動画】キーファー・サザーランド インタビュー(2/3)


さらに、キーファーは5分から7分という超短編のウェブドラマ「Confessions」に出演したが、「皮肉にも、僕はものすごい機械オンチでパソコンも持っていない」と告白。そんな彼も最近やっと、携帯を使ってTwitterを始めたが、何をツイートすればいいのかわからず、何か面白いことが起こるまで待っていようと決めたら、3日ぐらい全く何もツイートできず、困ってしまったと打ち明けた。その一方で、「エジプトやリビアの国民はTwitterやFacebookを通して団結し、政府に対して立ち上がっている」と感心している様子。

このように、「24」のジャック・バウアーのイメージとはまた違った素顔を見せてくれたキーファーだが、今後、彼がパソコンを購入する計画はあるだろうか(笑)? 

【動画】キーファー・サザーランド インタビュー(3/3)
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ